がん公表の山本孝史議員 死去
山本孝史氏は、交通事故で亡くなった人の子どもへの支援活動をしている財団法人・交通遺児育英会の事務局長を経て衆議院議員を務めたあと、参議院議員になり、党の参議院幹事長などを務めました。山本氏は去年5月、参議院本会議で質問に立った際、がんであることをみずから公表し、がん対策の重要性を訴えるなど、がん対策基本法の成立に尽力しました。その後、治療を続けながら、路上生活者、いわゆるホームレス対策や被爆者問題の政策立案にあたり、ことし7月の参議院選挙で比例代表で2回目の当選を果たしましたが、22日夜遅く、胸腺がんのため入院中の都内の病院で亡くなりました。山本氏の死去に伴い、民主党の比例代表の名簿から、大石尚子氏が繰り上げ当選することになります。 |
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