【シドニー共同】オーストラリアのラッド首相は13日、日本の調査捕鯨に関し、将来国際裁判所に提訴する可能性に言及、証拠集めのため南極海にオーストラリア軍の船を派遣し、日本の捕鯨船団を追跡、写真撮影などを行うことも辞さないと語った。
同首相が党首を務める労働党は、政権奪還前から軍偵察機を派遣する方針などを示していたが、ラッド氏が首相就任後、この問題に言及したのは初めて。日本の捕鯨船団は11月中旬、南極海に向け下関港を出航した。
毎日新聞 2007年12月14日 東京夕刊
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