2007/12/16 いちについて・・・
ヨーイ  
ドン!!!




娘(5)、生まれてはじめてのマラソン大会。昭和記念公園で行われたランナーズ主催のクリスマスランに参加してきた。



1キロの親子ラン。



さぁてどうなることでしょう。





2007/12/16 その2
お遊び気分で参加したので、途中からテクテク歩いてもいいかなって思っていたけど、チビ助はなぜか本気になっている。






伴走しながら声かける。
「ガンバレーガンバレー、腕ふってー」



まるで、チームQ(高橋尚子)の気分・・・。




2007/12/16 その3
ゴール!!


無事に、歩くことなく完走できた。マラソン苦手な母だから、娘が完走できるとは思っていなかった。



ゴールで、トナカイのメダルをもらって大喜び。「ハァ。疲れたよ〜」と芝生に倒れこんでいた。なんだかんだ言って気持ちよさそうだ。


娘のほっぺもお鼻もトナカイの鼻みたいに真っ赤になっていた。




記念のメダル大事にとっておこうね。




2007/12/15 空
空気が澄んでいる。


見上げてぼーっとしてしまう。この空はどこまで続いているんだろう。どこまでひろがっているんだろう。



東京の空を見上げて、どこかの空に思いがとぶ。自分の知らない世界。自分の知らない人がまだまだこの空の下にはいっぱいいる。



そしてきっと同じ星を眺めている。




澄んだ夜空は気持ちがいい。





2007/12/14 ページェント
娘の幼稚園での最大のイベント、クリスマス祝会。年長さんになり憧れていたページェント(キリスト生誕劇)に出ることになった娘(5)。

ずっと天使になりたくって、天使の役に決まった時にはずっと家の中でくるくるとその気になってまわっていた。

そんなやる気じゅうぶんだったのに、ある日パタっと元気がなくなった。




「幼稚園の練習の時、6人いる天使のうち1人だけセリフ忘れちゃうの。お家では大丈夫なのに、ホールにいくと全然思い出せなくなっちゃうの。どうしたらいいの・・・。」



「そっか。そしたらいっぱいお家で練習していこう。そしたら自然におぼえちゃうよ。大丈夫さー。」



それから何日か、猛練習。ご飯食べながら、お風呂に入りながら、お布団にはいりながら・・・。夫も私もセリフ完璧になってしまった。


けどうちのチビはやっぱり、練習でも何度もセリフが出なくてとまってしまう。





本番前日のこと。
一緒に練習していたら突然泣き出した。



「もう絶対にだめ。どうしたらいいの?」


ポトポトと涙が落ちる。



「別にいいんだよ。もしとまっちゃったら先生が隣りでちっちゃな声で教えてくれるよ。」



ひっつきながらそのまま寝てしまった。いっぱい練習してもダメだったらそれはそれでもういいのだ。なんて親的には思うのだけれどもね・・・。




そして。
今日の本番当日。



ちょっと不安そうな娘。本番直前、ホール入り口にロウソクを持って並ぶ娘に走りよってそっと声をかける。


「忘れてもいいからね。そのかわり、お空のずっとむこうの神様まで聞こえるようにおっきな声でいってみよう。だいじょうぶだよ。」


娘は顔をこわばらせながらも、小さくうなずいた。



そうなの。娘はセリフをおぼえられないのに加えて、ものすごくちっちゃな声で言っちゃうんだ。だからそこだけでもがんばって欲しかった。




いよいよ天使の出番。


みんなスラスラとセリフをこなしている、そして。うちのチビ助の番だ。



「かみさまからの うれしい しらせです。」





精一杯の声を出した。
ちっちゃな天使ががんばっている。



その後、一度セリフが出てこなくてとまってしまったけど、先生のナイスフォローで無事通過。




声は一発目が一番大きかった。その後はちょっと小さかった。小さかったのは、どうにかして、そのセリフにたどりつこうと精一杯だったのが伝わってきた。


一発目の意気込み、それが重要なんだぜ。



それでいいんだ。






それと・・・。
劇の途中、すべりこみセーフで体調を崩していた男の子も劇に間に合った。





みんなそろっていつものみんな。





つっかえたって、なんだって、そのまんまの精一杯のちいさな子ども達の姿に、お空の神様はきっと微笑んでいる。




劇終了後、娘にかけよって声をかける。



「やったじゃん!」



恥ずかしそうに、走っていった。
その後姿がニコニコ笑っていた。




泣いて笑って、よくがんばった。














2007/12/13 
テレビ静岡のカメラマン時代、よくヘリに乗っていた。事件や事故の一報が入ると急いで車に乗り込んでヘリポートへ向かう。


静岡ヘリポートにつくと、それぞれ各局のヘリがプロペラを回してすでに待機している。車から飛び降りて、録画用のテープだけを持ってヘリに飛び乗る。


無線で本社と連絡を取り合いながら、機長と相談しながら現場へ向かう。




霧が出た山の中。土砂崩れの現場へ向かう。上空から現場を確認。撮影して、無事に本社に映像を転送して、とりあえず任務は終了。けれど、一番必要なことが残っている。無事にみんなでヘリポートに戻ること。機長と整備士とカメラマンの3人で、霧の山の中、送電線が近くにないか、お互いに目をこらして確認しながら帰る。無事にヘリポートについてはじめてみんなの任務が終わる。



テレビ静岡のヘリはNHKさんの隣り。


当時は部屋も一緒で、撮影が終わった後はいつも一緒にコーヒー飲んだりしながら、報告書を書く。で、時間がある時は、近くにあるお菓子を一緒につまんだり、近況報告したり、楽しく過ごしていた。


私はまだカメラマンとしての駆け出しだった頃、ずいぶんとヘリポートの方々にかわいがっていただいた。何もわからないヘリ撮影のことを丁寧に教えてくれ、お互いチームワークをとりながらの撮影が大切ということを教えてくれたんだ。そんな中、優しく優しく声をかけてくれていたのが、NHKのオールニッポンヘリコプターの小宮機長。


ちょっとふっくらしていて、オヤジギャグを連発して、いつも明るく和ませてくれていた。


当時、体調を崩して急に入院することになった私。少しばかり長い入院生活に不安になる日々、その中小宮機長は仲間達と一緒に病院をたびたび訪れてくれた。「今度ヘリに乗った時には、病院の上でホバーリングするから手を振れよ」って冗談言ってくれて・・・。






今朝。親友のカメラマンから電話を受け取る。





小宮機長の突然の訃報だった。




小宮機長の乗るへりが東京から伊丹空港へ向かう途中、給油する予定の静岡ヘリポート近くで墜落してしまった。たまたま先日、テレビで墜落するその瞬間の映像が目にとびこんできた。その映像をみてとてもショックをうけたのだが、まさか、このヘリに乗っていたのが小宮さんだっただなんて・・・。ヘリの機器の異常が出た後、機長は被害拡大を防ぐために住宅や線路を避け、風を利用して不時着出来る場所を探していたと・・・。給油地の静岡ヘリポートまであと500メートルだった。


友人の話によると、静岡ヘリポートのみんなは小宮さんの救出に走ってむかったようだ。そんな状況が目に浮かび、電話をとりながら涙がぽろぽろとあふれてしまった。







同乗していた整備士は一命をとりとめた。小宮さんはきっと天国から、おまえは残れよって微笑んでくれているような。



安全運行に何よりもつとめていた小宮機長。ヘリの緊急事態の中、民家や線路を避けてヘリポート近くの沼までたどりついたこと。心より尊敬している。小宮さん、かっこいいです。





でも。
とても、とてもくやしい。

小宮機長。どうしたらいいのでしょうか・・・。







手元に残っている小宮機長の写真を出した。微笑みながらピースしてくれている。



相変らずの優しい笑顔で。
























2007/12/12 ただ今、編集中
仕事とは別に、ただ今、娘の幼稚園の1年の記録を撮影している。


来年春の卒園時の謝恩会で流すビデオ。
上映時間1時間。



桜咲く4月からちょこちょことカメラ持ち込んで撮影してきた。あさってのクリスマス会のページェントで今年の撮影はひとまず終了。



娘がいるクラスの撮影はなんともなんとも撮影しずらい。みんなの顔、みんなの性格、みんなのお母さん、みんな知りすぎているからね。誰かが泣いちゃったりしたら、カメラむけることはもちろんできないし(仕事だったら、もちろんむけてしまっているけれども・・・)う〜ん。でも、泣いても、怒っても、けんかしても、その後の笑顔を想像出来るから。本当は泣いているところも撮れたら、本来の子どもの成長が映像に映りこむ気がしているのだけれども。うん、ここはこらえて。みんなの楽しい園生活の記録に徹底している。





ただ今、荒編中。
とりあえず、いっぱいある素材を3時間ぐらいにまとめてみようと思っている。






彼らの過ごした1年間の記録。



この記録が20年後、30年後。どこかのお家のリビングで、大人になった彼らと、その子どもがソファで一緒に笑いながら観てくれる。そんな思いで撮っています。








子どもの笑い声に包まれた園舎。
そのものを撮影するだけで何か懐かしくあたたかい気持ちになる。



今朝。
太陽の優しい光の中、幼稚園の下駄箱の上にはたくさんのちいさな泥団子が並んでいた。







ただ、それだけ。ただ、それだけの映像が30年後の宝の記録になる。








来年3月。
ちいさな幼稚園のちいさなちいさな上映会。
お客さんは22人の子ども達。





当日、青い空がひろがりますように・・・







2007/12/11 「小さな旅」 番Pです














NHKの友人佐々倉大カメラマン撮影の番組。
「小さな旅〜海の向こうの子どもの王国」

東京の豊洲と佃の子どもたちの姿を中心に描いた紀行番組。


放送は今週15日土曜日 
午後5:30〜5:55







お互いドキュメンタリーが好きで、子どもが好きで、じいちゃん、ばあちゃんが好きで、それでもって、家族が好きで、なんだか好きなもの、撮りたいものが似ている。


香川時代、彼はNHK香川で、私は瀬戸内海放送のカメラマン。小豆島で偶然にも同じ被写体の人を撮影することに。しかも、二人ともカメラマンリポート。小豆島農村歌舞伎に出演するイチゴ農家の家族の取材。それぞれ出来上がった作品をみせあったり、ドキュメンタリーの話で盛り上がったり、勉強したり、夢を語り合ったり、会社の枠を超えて切磋琢磨していた。


そして、大ちゃんはお先に転勤。大阪へ。



で、その後私は東京へ。


昨年、大ちゃんも東京へやってきた。


渋谷で再会。



ドキュメンタリーの話でまた盛り上がる。地方局のように簡単には番組を企画することができないって・・・そのジレンマを感じとれた。けれど、熱く語るその眼差しは、小豆島で二人でカメラかついで走り回っていた頃と全然かわらない。


いろんなカメラマンの友人がいるけれども、先輩とか、後輩とかという枠でなくて、大ちゃんだけは、なぜか、同志という感じ。


お互いにいいもの作ったのを観ると燃えちゃうんだ。オレ負けないぜ。私も次がんばるゾ。ってね・・・。



彼がいいものを製作すればするほど、私もがんばれる。そんな友人の作品です。







「小さな旅」観てください。











2007/12/10 よなよな・・・
ヘッドフォンしてピアノを弾いている。
昼間はなんやかんやと忙しいから、だいたい夜11時ぐらいからかな。



ずいぶん前にお友達からいただいた「カノン」の楽譜。


つっかえながらだけど、まぁまぁ、身の丈ぐらいの弾き方にはなってきたかな。クリスマスまでにはきれいに弾きたいな。


ピアノを弾きながら、今自分が抱えているいろんな思いが指先から伝わっていく。自分の思いが音になっていく。



楽しい時は楽しく。
悲しい時は悲しく。





笑って、泣いて。






ピアノってすごいな。







けど。一つ注意。



ヘッドフォンしているから、夫が帰ってきたのを気付かずに、音の出ない鍵盤をバンバン弾いている妻の後姿はなんとも・・・と、夫の発言。






そんな姿見られて私も恥ずかしい。

けど、気付かないからしょうがないのさ。




まっ。いっか。





2007/12/08 クリスマス準備その1
あまり派手なものは家にないけれども、それでもなんとなくのかざりつけ。


今年はハリキッて娘が1人でやっている。



お得意の鼻歌BGMは
「あわてんぼうのサンタクロース」




あわてんぼうのサンタクロース、クリスマス前にやってきた〜♪


えんとつのぞい〜て〜おっこちた〜♪

あいたたドンドンドン♪
あいたたドンドンドン♪


まっくろくろけのお顔〜♪












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