JTrim 017 / GIF画像の透過
■透過の考え方 GIF画像の透過は単一色またはそれに極めて近い色を対象としています。 上段左の画像は黒(#000000)の背景に赤(#FF0000)で文字を書いたものです。 ここで 黒(#000000)を透過したものが その右の画像です。きれいに透過されますね。 下段左の画像は 下半分の背景色は黒(#000000)で、上半分は黒に見えますが(#464646)です。 これで 黒(#000000)を透過したものが その右の画像です。デジタル的に #000000と#464646は異なっているので #464646の部分は透過されません。 つまり 画像といえどもパソコン上ではデジタルで扱われますから、見た目で同じ色でもデジタル的に異なって いれば透過されません。 #いくらデジタル的に異なっていても,かなり近い黒 #050505と #000000をいっしょに処理したら JTrimではどちらも透過されました。 JTrimに限らず、その辺の微妙なところはソフトを開発なさる方のさじ加減といったところでしょうか。。。 |
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<No.1> 同じように見えるでしょう。 |
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<No.2> 実は、このように上が透過されていないGIF画像、下が背景の「白」を透過した画像です。 |
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<No.3> それでは背景をJTrimで透過してみましょう。「透過したいGIF画像」をJTrimに読み込みます。 右上のペンのようなアイコンをクリックします。 |
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<No.4> このように「イメージ」→「透過色設定」からでもOKです。 |
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<No.5> マウスカーソルはペンの形に変わりましたね。このペン先を透過したい部分(色)のところでクリックします。 何も変化しませんね?でも、これでいいんです。JTrimでは透過したことが画面上ではわかりません。(ver1.51まではこうでした。) 2006年12月28日リリースされたversion1.52では、透過部分が格子模様で表示されるようになりました。 「イメージ」→「透過状態を表示」にチェックを入れてください。(No.9参照) |
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<No.6> 「ファイル」→「名前を付けて保存」でお好きなところに保存してください。(GIF形式で保存してください。) |
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<No.7> 透過されているかどうか確認してみましょう。 画像アイコンっを右クリックして、メニューから「プログラムから開く」→Microsoft Photo Editor を選択します。 (Internet Explorer でもいいですよ!) |
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<No.8> このように表示されましたね。「白い格子状」の部分が透過されたところです。 これで透過GIFの出来上がりです。 |
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<No.9> 06年12月28日リリースされたversion1.52では、透過部分が格子模様で表示されるようになりました。 「イメージ」→「透過状態を表示」にチェックを入れてください。 |
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<No.10> 透過したい部分と透過したくない部分が同じ色(たとえば「白」、この画像では、周囲の色と帽子の色が同じ「白」です。) の場合、どちらも透過されてしまいます。そんなときは、「カラー」→「色解像度の変更」でフルカラーにしてから、 透過したい部分を画像に使われていない色(この場合は「赤」)で一旦塗りつぶします。 その後に「赤」の部分を透過すれば解決します。 |
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<No.11> GIF画像をPhoto Editorで開いて、ペンの形のアイコンをクリックします。 |
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<No.12> このようにペン先が変わりますので、透過したい色の部分をクリックします。 |
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<No.13> 「透過色に変更」ウィンドウが出ますので「類似度」を調節して「OK」です。 「類似度」は左100%でまったく同色を透過します。 右にスライドすると類似度が下がり、それに近い色も透過します。やってみて感覚をつかんでください。 |
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<No.14> このように「白」の部分が透過されました。「ファイル」→「名前を付けて保存」で保存して終わりです。 |
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