山口新聞ダイジェスト
2005年4月26日(火)

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池永さん35年ぶりに復権

プロ野球の根来泰周コミッショナーは25日、八百長疑惑「黒い霧事件」で1970年に永久失格処分を受けた元西鉄ライオンズ投手、池永正明さん(下関商業高卒)の処分を解除し、35年ぶりの復権を認めると発表した。この日午後1時半すぎ、福岡市内の自宅で吉報を受けた池永さんは「うれしい反面、気を引き締めていかないと、という気持ちです。母に一番最初に報告したい。やっと決まりました、と言いたい」と、時折笑みを浮かべながら素直な現在の心境を口にした。

防府市職員 来春採用せず

防府市の松浦正人市長は25日、来春は一般事務職、専門技術職のいずれも採用しないことを明らかにした。一般事務職員の採用ゼロは第1次行政改革を実施した1987年以来で18年ぶり。専門職を含めて採用者がないのは36年(昭和11)の市制施行後初めて。行政改革の徹底が狙い。

岩国駐留海兵隊機 空母に乗る可能性を指摘

米軍岩国基地の監視活動をしている県平和委員会の久米慶典・筆頭代表理事は25日、岩国市で記者会見し「米海軍省の資料から米軍岩国基地に常駐しているFA18ホーネット機部隊の海兵第二一二戦闘攻撃中隊が横須賀を母港とする空母に乗る可能性がある。そうなれば岩国でNLP(夜間着艦訓練)が実施されることになろう」と指摘した。

下関の女子中学生自殺で父親が会見

下関市の公立中学校内で13日、3年生の女子生徒が自殺した事件で、死亡した女子生徒の父親が25日に会見した。自殺の動機で「現段階でいじめの事実はない」とする学校と市教委に対して、父親は「学校に幾度も相談しており、いじめを認識していなかったことはあり得ない。うやむやにせず、誠実に対応してほしい」と訴えた。

県一漁協合併 39漁協で設立委を立ち上げ

県が今年度の水産行政施策の基本方針を説明する県漁協組合長会議が25日、県庁で開かれ、沿岸44漁協と内水面11漁協の組合長らが出席した。県水産部の各課が今年度の予算や施策の基本方針を説明。漁政課は県一漁協合併で、合併を可決した39漁協が設立委員会を立ち上げて八月一日の合併に向けて事務作業を進めていることなどを報告した。



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