下関の女子中学生自殺 紛失ノート、存在か








下関市の川中中学校3年生の少女=当時(15)=が2005年4月に校内で自殺した問題で、父親(50)が26日に記者会見を行い「行方が分からなかった生活ノートを、学校関係者が保管している」とするはがきが届いたことを明らかにした。同日、市教委に再調査を申し入れた。

会見で父親は、匿名のはがきが3月26日と今月24日に自宅に届き、生活ノートの存在を当時の学校職員らが組織的に隠ぺいし、現在も学校関係者が保管していると書いてあったと話した。

「2度も送られてきたこと、具体的な人名やその後の異動などもあることから、真実だと思う。ノートを返してほしい。学校がいじめを知らなかったとする根底を覆すものがあるかもしれない。きちんと調べてほしい」と訴えた。

市教委学校教育課は「生活ノートは当時、学校関係者や第三者が探したが見つからなかった。隠ぺいの事実はない。書類を受け取ったばかりで、回答できるかどうか、分からない」としている。




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