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薬害肝炎 厚労政務官はブログ「炎上」

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 消えた年金とか薬害肝炎問題で突き上げを食っている厚労省。その大臣政務官の松浪健太自民党衆院議員(36)がネット上で火ダルマになっている。ちょんまげで知られる松浪健四郎衆院議員の甥っ子と言ったほうが、通りがいいか。

 事の発端は、12月10日に放送された「TVタックル」(テレビ朝日)。番組中、薬害肝炎問題に話が及んだ。

 厚労省は、血液製剤の投与でC型肝炎に感染した418人分のリストを5年間も地下倉庫に放置し、患者に告知もしなかった。418人の“放置リスト”のうち、51人の死亡がすでに確認されている。

「厚労省は製薬会社とか医療機関のせいにするばかりで、告知しなかった責任は認めようとしません。当時の担当者3人を厳重注意処分にしただけで逃げ切ろうとしています」(厚労省事情通)

 松浪議員は番組中で、「告知については薬事法にはない」「実名(が分かっていたの)は2人」なんて官僚をかばうかのような発言をしたため、ネット上で非難ゴウゴウ。本人のブログには、「人として最低」「あなたは官僚の代表?」などと、いまだに批判の書き込みが殺到している。

 当の松浪議員の言い分はこうだ。

「マスキングされていないリストが適正に処理されなかったことは許されざることですし、薬害と認定された患者さんについては、すべて国が補償すべきだとも考えています。ただ、薬害肝炎問題はエイズなどと違って、事実が入り組んでいる。フィブリノゲンの危険が変化するなどとらえにくい部分もあって、番組では真意が伝わらなかった。誤解を与えたのだとすれば、残念に思います」

 ただでさえ舛添大臣がヤリ玉に挙がっているのに、政務官のブログまで“炎上”では、どうしようもない。

【2007年12月18日掲載】



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