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ザトウクジラ捕獲見送り歓迎

日本政府は21日、IWC・国際捕鯨委員会の要請に添って、南極海の調査捕鯨のうち、ザトウクジラの捕獲を当面、見合わせる方針を発表しました。これについて、アメリカ国務省の報道官は21日、声明を出し、「生存が危ぶまれるザトウクジラを保護しようという世界的な取り組みを後押しするものだ」として日本の決定を歓迎しました。さらに「日本はザトウクジラ50頭を調査捕鯨の対象として、先月、捕鯨船を出したが、アメリカ出身のIWCのホガース議長は6月から日本政府の説得に当たっており、アメリカ国務省もこれを支持してきた」と述べました。日本の今回の調査捕鯨をめぐっては、950頭前後のミンククジラに加えて、初めてホエールウォッチングで人気のあるザトウクジラも捕獲の対象にしたことから、ホエールウォッチングを観光資源にしているオーストラリアが強く反発したほか、アメリカも自粛するよう繰り返し求めていました。
もどる12月22日 8時11分
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