2007年 12月 21日 |
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岡山市・4区で政令市へ
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岡山市の政令市移行に向けた区割り問題に結着です。市は、これまで示してきた3区の方針を変更して、4区とすることが決まりました。21日最終日を迎えた11月定例市議会の冒頭で、高谷市長は、有識者による審議会がまとめた3区案ではなく、議会が出した4区案を市の方針とすると表明しました。決定した4区案は、当初の3区案のうち、旭川より東のB区をほぼ百間川を境に2つに分け、暫定的に岡山市浜のメディアコムに区役所を置くとしています。3区案を支持してきた高谷市長は、さ来年4月の政令市移行をにらみタイムリミットとなる今議会で、議会の総意による修正案が示されれば、重く受け止めるとしていました。これに対して、議会は、紛糾しながらも4区に分ける案にまとめ上げました。市が、4区案を受け入れたことから、政令市実現の条件となる意見書が市議会で賛成多数で議決されました。意見書は、早速、岡山県の石井知事に届けられました。今後、2月定例県議会での議決を経て、市と県から、総務大臣へ政令市実現を要望することになります。移行後の財政見通しや県からの権限委譲に伴う人材確保など、課題は山積していますが、政令市移行に向けて岡山市は1つのハードルを辛うじてクリアしました。
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事後収賄の元寒川町長に判決
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香川県の旧寒川町発注の健康管理器具をめぐる汚職事件の裁判で、事後収賄など2つの罪に問われた元町長に、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。判決を受けたのは、香川県の元寒川町長、廣瀬正美被告71歳です。判決によりますと、廣瀬被告は、健康管理システムの端末機を導入する際、東京の業者と随意契約を交わすなど、便宜を図った見返りに退職後に200万円の賄賂を受け取ったものです。廣瀬被告は、200万円は株の払い戻し金で賄賂ではないと無罪を主張していました。21日の裁判で高松地裁の菊池則明裁判長は、株に財産的価値は無く、200万円は利益供与にあたると賄賂性を認め、住民の信頼を裏切ったとして、廣瀬被告に懲役2年追徴金200万円の求刑に対し、懲役1年、執行猶予3年、追徴金200万円の判決を言い渡しました。一方、虚偽の契約書を作成した罪については「工期や発注台数など、記載内容が事実なら虚偽にはあたらない」として無罪とし、寒川町の元総務課長も無罪となりました。
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直島の豊島廃棄物処理施設で設備故障
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豊島の廃棄物処理施設で故障です。21日朝、溶融炉とつながった排ガスの燃焼室で、壁のレンガがドラム缶1つ分ほど崩れているのが見つかりました。溶融炉を停止し原因を調べることにしていますが、運転再開は来月中旬になる見込みです。廃棄物処理の進捗状況は、先月末現在で計画に対し86.7%と遅れていて、県はもう1つの溶融炉を年末年始も稼働させ、故障による影響を最小限に食い止めると言うことです。
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12月定例岡山県議会閉会
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12月定例岡山県議会は21日最終日を迎え、約55億円の補正予算案など35議案を可決し閉会しました。挨拶にたった石井知事は、倉敷チボリ公園の存続問題について「県の方向性はチボリジャパン社の経営方針と一致する必要があるため、年内に大枠を示すことが出来なかった」と述べ、議会に理解を求めました。そして、来月開かれるジャパン社の取締役会の議論を踏まえて、出来る限り早く示せるよう最大限努力したいと話しました。
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倉敷市長選・市議会議長の秋山氏出馬表明
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任期満了により来年春に予定されている倉敷市長選挙に、倉敷市議会議長の秋山正さんが出馬表明をしました。秋山さんは53歳、倉敷市議会議員に五期連続で当選し、今年2月には議長に就任しました。秋山さんは「今の倉敷市政には判断力と将来の明確なビジョンがない。市民生活向上のために頑張りたい」と話しました。倉敷市長選挙には、これまでに現職の古市健三市長と、前の収入役の伊東香織さんが出馬を表明しています。
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山陽道で事故・3時間通行止め
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21日朝早く、倉敷市の山陽自動車で、中型トラックが大型トラックに追突する事故が発生し、1人が軽傷を負いました。この事故で、周辺の高速道路は3時間にわたり通行止めとなりました。21日午前4時半ごろ、倉敷市玉島道口の山陽道下り線で、道口パーキングエリアから本線に出ようとした大型トラックに、後ろから来た中型トラックが追突しました。この事故で、追突した中型トラックを運転していた福岡県久留米市の45歳の男性が軽傷を負いました。大型トラックの運転手にけがはありませんでした。警察で、事故の原因を調べています。この事故の影響で、山陽道下り線の玉島インターチェンジと鴨方インターチェンジの間が、約3時間にわたり通行止めとなりました。
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冬休みスタート・ほとんどの学校で終業式
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岡山県内のほとんどの小・中・高校で、2学期の終業式が行われました。このうち岡山市の伊島小学校では、全校児童749人が体育館に集まり終業式が行われました。松原泰通校長が「冬休みにはたくさんの行事がありますが、家族や地域の人と協力して気持ちのよい新年を迎えてください」と挨拶しました。各教室では、担任の先生から通知表が一人一人に手渡され、6年生は小学校生活最後の冬休みに胸を弾ませていました。岡山県の公立の小・中・高校のうち505校で、香川県では298校で22日から冬休みに入ります。
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露天風呂にキャンドルの光
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岡山県北の湯原温泉で、露天風呂にキャンドルが灯され、温泉街はロマンチックな雰囲気に包まれています。温泉街を照らし出すこのキャンドル、湯原を訪れる観光客にロマンチックな夜を楽しんでもらおうと、地元の観光協会や旅館組合が中心となって8年前から始めたものです。ことしは家庭から出た廃油で作ったエコキャンドルも灯され、環境に優しい光が彩りを添えます。露天風呂の砂湯には、語呂合わせで626本のキャンドルが用意され、柔らかな灯りの中家族連れなどが入浴を楽しんでいました。キャンドルは今月25日までで、点灯時間も露天風呂に合わせて、午後6時26分から午後10時までとなっています。
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