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持っていた包丁、過って刺したか 宮城で死亡の女性

2007年12月22日02時28分

 宮城県気仙沼市の会社員佐々木猛さん(68)方の庭で20日夜、妻智子(ちえこ)さん(71)が胸に刺し傷を負って死亡していた件で、付近に血の付いた包丁が落ちていたことが分かった。県警は、智子さんが転倒し、持っていた包丁が過って刺さった可能性もあるとみている。

 捜査1課と気仙沼署は当初、智子さんが庭のネギを切るために持ち出した包丁が見当たらなかったことから殺人事件とみて捜査していた。その後、21日午前になって玄関先で包丁を発見。家族か救急隊員らが智子さんを見つけた際に移動させたとみられている。刺し傷以外の外傷や争った跡がないことから、同課などは事件性は薄いとみている。

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