福岡放送局

2007年12月21日 19時3分更新

市長 暴追大会参加呼びかけ

先月、暴力団員の射殺事件が起きた福岡県大牟田市で市長らが街頭に立ち、22日開かれる暴力団追放大会への参加を市民に呼びかけました。

大牟田市の大型商業施設の前で行われた街頭活動には、古賀道雄市長や寺島道夫市議会議長など15人が参加しました。
古賀市長らは、「みんなの手で暴力団を撲滅しよう」と書かれたチラシ、およそ400枚を買い物途中の市民に配ったり、22日行う暴力団追放大会の参加を呼びかけたりしました。
大牟田市では先月24日、病院の玄関前で暴力団・九州誠道会系の暴力団員が拳銃で頭などを撃たれて殺害され、警察は対立する暴力団との抗争事件とみて捜査しています。これを受けて、大牟田市は暴力団の追放を訴えるためおよそ2000人が参加する市民総決起大会を22日、九州誠道会の本部事務所の近くの小学校で行います。街頭でチラシを配った古賀市長は「行政と市民、それに警察が一体となって暴力団追放の機運を高めたい」と話していました。