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六本木天然温泉ザブー
ザブーの紹介
六本木ヒルズのすぐ前、六本木通りの高速沿いという素晴らしい場所に、2006年7月20日にオープンした温泉施設ザブー。
その名の由来は、住所の麻布が語源だそうですが、東急グループの運営するスーパー銭湯の「ざぶん」とちょっとかぶるなあと思いきや、施設の作りは全く違う超高級な施設でした。
にしても、温浴施設としては無二の会員制と(といっても初回に登録して会員カードをもらう簡単なものですが)、2880円+会員登録費という設定が衝撃的ですが、中に入ってなるほど、これは温浴施設ではない、また別の使い方をする施設なんだなあと感じました。都心型温泉施設の新しい利用の仕方、ニーズが発掘され普及していくのか、今後の動向が楽しみな施設です。

★★★
★★★
★★★☆
★★★★
〒106-0031 東京都港区西麻布1-2-10
03-5770-8100
URL :  http://zaboo.jp/index.html
入浴料金 :  2880円
アクセス: 東京メトロ、日比谷線六本木駅2番出口より徒歩3分、千代田線乃木坂駅5番出口より徒歩12分、都営地下鉄大江戸線六本木駅4b番出口より徒歩7分
都営バスなら 六本木六丁目停留所(系統/都01・渋88)がすぐ前です。
1.2.

1: まず、リゾートホテルかアミューズメントレストランなのか?というようなエントランスで入館手続きをして、
   女性専用フロアの地下2階へ。高級感あるロッカー(でも幅は狭かった)と広いパウダーコーナーが。
2: メインの岩風呂、棚のように2つの浴槽が重なり、片方は41℃、もうひとつがぬるめの38℃となっていました。
3: バーデゾーンのテラスには足湯が。都会の風景と緑の足湯のミスマッチが不思議。
4: バーデは4つの部屋があり、その1つの眠りの部屋。
   テラスの緑を見ながらウォーターベッドでまったり出来る爆睡スポットです。 
5: 記憶の部屋、ここもウォーターベッドが置いてあるのですが、これまた爆睡しろと言わんばかりの心地よさ、
   薄暗さとアロマの香がたまりません。
3. 4. 5.

温泉は、地下1500mからの動力湧出のナトリウム塩化物泉で、褐色の透明で塩味がします。食塩泉なので保温効果があり、出た後に結構ぽかぽか汗がでる冷めにくい湯でした。
温泉浴槽は、男女とも4つ(高温・低温・立ち湯・洞窟風呂)、サウナは高温のフィンランドサウナ、スチームサウナ、女性のみローマサウナ(中温サウナ)があります。
女性の浴室には、サウナで熱くなった体を冷ましてひきしめてくれる、低温ジャグジーの丸い浴槽があって、その周りに各種サウナが並んでいるのですが、そのエリアは都会のスパ的で素敵だなと思いました。

6.

7.

8.

6: そば居酒屋「麻布」、ザブーにはレストランが3種あって、それぞれ独立しています。
   居酒屋は広々していて気軽に使える感じですが、鉄板グリル「かすみ」などは、こじんまりと高級な雰囲気。
   ホテル内の鉄板焼屋風でもそれほどは値段が高くなくおすすめです。
7: 寿司もあります。鮨「六貫」、特製ばらちらしが1800円と、まあまあなお値段です。
8: 私のお気に入りスポット、バーラウンジ。カッシーナの家具にゆったりと座って友人と静かに語り合えるスポットです。
   なんてさすが都心の高級温泉!とちょっと感動しました。
9: マッサージ類も色々あって、この写真は女性専用スパの個室(地下1階)。アロママッサージやフェイシャルがあります。
10: 男性用のフィンランドサウナ。国内最大級とあったので期待していたのですが、定員10人位でしょうか。
11: タイ古式マッサージは、アジアンムード漂う不思議な部屋での施術です。

9.

10.

11.

ザブーの使い方として多分一般的なのは、まず温泉に入って、バーデに入って(時間制限あり、90分で800円とちょっと高め。4種類の部屋に入ろうと思ったら結構ハードです)、プライベートブースで休憩、という感じでしょうか。このベースにプラスして、人によってはレストランでの食事とか、マッサージが入るといった感じ、ラクーアと似ていると思います。
ただ、とにかく施設が独特、ほとんどホテルのような雰囲気なのです。プライベートブースはほぼ個室状態で泊まれるし、ラウンジがあったりして、宿泊目的の人がかなり多いんでは・・・と思います。
入館料から全般的にお値段は高めな施設ですが、忙しくて遠くの温泉やリゾートには行けないけどちょっとおしゃれに休憩したい・・・って時にはぴったりではないかなーと思いました。
以上、館内の大まかな感想ですが、また色々サービスを利用したら書き加えたいと思います。  <2006.7>

また行ってきました。お湯が昔より濃く真っ黒の黒湯になっていました。源泉100%の浴槽が増えて、足湯も墨のような色でした。また、石田純一さんを見かけました。やっぱり裸足だったので、ちょっと嬉しかったです。混むことなく、でもがらがらでもなく、ほどよく優雅に使える雰囲気がよかったです。  <2006.9>
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