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ファミリーマート、中国事業を加速−出店攻勢で先行メリット
ファミリーマートは中国事業を加速する。08年度(09年2月期)での中国事業の黒字化にめどがついたことから、出店攻勢をかける。08年は現在115店を展開する主要エリアの上海で40―50店増やすほか、広州、蘇州でも出店を進める。コンビニエンス業界では国内市場が出店・売り上げとも伸び悩び、中国・アジアなど海外進出が活発化している。同社は積極出店で先行優位性の確保を狙う。
ファミリーマートは韓国や台湾、タイなどアジアを中心に海外展開を進めている。今後は「日本と台湾での実績をベースに中国の開拓を進める」(上田準二社長)方針。
中国には04年に進出、123店(11月末現在)を展開中。これまで「平均日販4000元(約6万円)」を目標にしてきたが、弁当や総菜といった“中食”の販売などが好調で、日販は目標の2倍の8000元近くに伸びているという。
(更新日 2007年12月21日)
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