TISは08年秋をめどに中国・天津市でデータセンター(DC)事業を始めるため同市の企業グループ「天津海泰集団」、南開大学と合資会社を設立する契約を結んだ。社名は天津TIS海泰情報システムサービス、初期投資額が約1400万ドル(約15億8000万円)となる見込み。延べ床面積4000平方メートルの中規模DCを新設することで現地に進出した日系企業などの需要を取り込む。
新会社の所在地は天津新技術産業パークで従業員は30―40人で開始する予定。TISの技術力に加え、天津海泰の経営能力や南開大学の人材を生かしDC事業を拡大していく。