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日立、HDD事業を米ファンドに売却へ・子会社株50%弱

 日立製作所は不振が続くハードディスク駆動装置(HDD)事業に投資ファンドの資本を受け入れ、再建に乗り出す方針を固めた。米シルバーレイクに優先交渉権を与え、来年1月中の合意を目指して全額出資する米事業子会社の株式の5割弱を売却する方向で最終調整している。日立のHDD事業は約2500億円で買収した米IBMの事業が母体で、日立のリストラの最大の焦点とされていた。

 HDDは携帯音楽プレーヤーやDVDレコーダーなどに組み込まれるデジタル製品の代表的な記憶媒体。日立は需要の急拡大を予想して2003年に米IBMからHDD部門を買収、デジタル分野の中核事業に据えた。自社の事業と統合して設立したHDD子会社「日立グローバルストレージテクノロジーズ」(HGST)の販売シェアは約16%(06年)と米大手2社に次ぐ世界3位にある。(07:02)

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