▼大学病院と地域医療機関連携で |
医師の養成システムを再構築へ
20年度予算概算要求で136億5500万円要求【文部科学省】 |
産婦人科医、小児科医などを筆頭に医師不足が地方都市や山間地域を中心に深刻化しているなか、文部科学省では平成20年度予算概算要求のなかで、女性医師の現場定着や復帰支援など社会のニーズに適切に対応できる質の高い医療人養成の取り組みを支援するための予算(8億5500万円)をはじめ、ガンに特化した医療人の養成を行うための大学の取り組みを支援するガンプロフェッショナル養成プラン費用(28億円)、大学病院と地域医療機関が緊密に連携して医師のキャリア養成を行う循環型の医療人養成システムの構築支援
をするための費用(100億円)を盛り込んでいる。総額は136億5500万円になる。
同省では大学病院と地域医療機関が連携した医師などの養成システムを再構築する必要がある、としている。 |