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ページ更新時間:2007年12月21日(金) 03時59分

秀吉が造らせた天正大判など盗まれる

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 埼玉県熊谷市の美術館で、16世紀に豊臣秀吉が造らせた天正大判など、古銭ばかり3100万円相当が盗まれていたことが分かりました。
 19日午後4時ごろ、熊谷市の「長島記念館」で展示ケースのガラスが割れているのに男性職員が気づき、20日になって改めて調べたところ、展示されていた大判などがなくなっているのが分かりました。

 警察が調べたところ、ケース上部のガラスが割られ、16世紀に豊臣秀吉が造らせた天正大判など大判3枚と、江戸時代から昭和20年代にかけて作られた金貨など25枚が盗まれていました。

 天正大判は縦およそ15センチ、横幅がおよそ9.5センチで、被害総額はあわせて3100万円相当に上るということです。

 展示室には、他にも刀剣や絵画など高価な美術品が展示されていましたが、盗まれたのは古銭だけだったということで、警察は古銭を狙った犯行とみて、窃盗事件として調べを進めています。(20日18:50)

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