芥川龍之介の貴重な直筆原稿
12/20
19:15 |
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倉敷市で、作家・芥川龍之介の未発表の直筆原稿や手紙が見つかりました。芥川作品の編集も担当していた詩人、薄田泣菫(すすきだ・きゅうきん)の遺族が、3年前に倉敷市に寄贈した資料の中に含まれていたものです。その数は「地獄変」の 直筆原稿や、泣菫に宛てた手紙など計33点。特に注目を集めているのは「邪宗門」の別稿です。 若殿と法師が、美しい姫君を巡って対決しようとするところで打ち切られた未完の作品ですが、若殿の人物像が一般に知られている内容と全く違うものになっています。 この「地獄変」や「邪宗門」の原稿は、おととし11月に倉敷市立美術館で展示されましたが、その後、市を訪れた専門家の指摘で、未発表のものだと気付いたそうです。倉敷市では、明らかになった資料を出来るだけ早く一般公開したいと話しています。
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