JR各社は20日、来年3月15日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。東海道新幹線で「のぞみ」を含む全列車を利用者が増えている品川、新横浜両駅に停車させるほか、朝夕を中心に東海道・山陽や東北新幹線も増発させる。
高速バスなどに押され利用客が減っている夜行列車は、1949年に登場した東京―大阪間の寝台急行「銀河」などを廃止する。
品川、新横浜両駅はこれまで「のぞみ」「ひかり」の一部が通過したが、利用者増に対応して利便性を高める。新横浜始発の「ひかり」(午前6時発広島行き)を初めて設けるなど朝夕の東海道・山陽直通列車を計8本増発。東北新幹線は早朝の仙台発東京行き「はやて」を新設する。(20日 23:33)