2006-11-29 Wed 17:51
NOTの発売まで1週間ほどですね。
ということで、ネタバレ含まない程度にガルズオルム話を。 もともとガルズオルムの初期設定はフレックス生命体という、地球の生命体と異なる進化を遂げた光の結晶状の存在といったイメージからスタートしました。 初期から復元者という設定はあるのですが、フレックスサイドに復元された人類のなれの果て、という使役的存在で、別名発光人間。 と同時に、対立する人類のサーバーで生み出された存在という第2案のどっちで攻めるか悩んでいました。 ここは絵面もそうですが、ゼーガの痛みのテーマの構築に当たって、個人的に宇宙ないし異世界からの謎の生命体とかいうのは飽きていたのと、そういった異質すぎる存在ではなく感情や記憶を対比できる存在としてどうするかギリギリまで悩んでいたと思います。 結局、謎生命体案は企画詰めていく時期に、一部にたテーマで結晶生命体の敵がでてくるTVが始まったので一気にボツ(w´Д`w) ここで現行のガルズオルムにちかいイメージで進み始めました。 いわゆる擬似的につくられた未来人。 特徴としては、量子サーバーと現実世界の境界をもたない存在。 アビス、シン、ゲーム版パイロットたちや、ザコ兵士は、現実世界においては生体ボディ(電脳的情報交換も可能に調整された)ないし、アンヴァールなどのゼーガと同等のホロニックローダーに幻体を直接ダウンロードが可能。 脳は生体量子コンピューターとして構成され(実はリアル科学でも人間の脳は量子コンピューター様の情報交換してるというニューサイエンス系の説がありますが)死亡時に直接転送で別のクローンボデイに情報を引き継ぐといったイメージです。 企画時のメモで電子音で歌うように発声をする、といったアイデアをお願いしたんですが、これは光と音で高速で会話するといったイメージですね。別に人語がわからないわけではないです。 ゲーム版NOTで個性的なキャラクター群があるとおり、スタトレのボーグ的な無個性かつ集合意識的存在ではありません。 ということで、ゲーム版をお楽しみに(*´З`*) |
2006-11-28 Tue 17:32
なんか懐かしのウィザードリィが学園版になってて廉価版の1作目買ってきた。
ttp://www.michaelsoft.jp/wiz/ PCゲーム黎明期のシステムだけど、独特の感覚は個人的に堪えられない。当時ゼーガの設定の日下部氏に猛然と薦められ、購入したような記憶が。 学園ものとはいえ遺志は受け継がれているなぁ。 キャラメイキングは当時から各キャラ名称も漢字でいろいろ組めて笑えたけど、フェイスの選択とか加わってさらに遊べる。 細かく髪のいろとかメガネあるなし決められて、ネタとして楽しい。 メイクは以下の通り ソゴル@戦士 アルティール@戦士 シズノ先輩@僧侶 カミナギ@魔術士 ミナト副会長@魔術士 シマ生徒会長@司祭 キャラメイクはアルティールをのぞくと結構似せられるフェイスがあるのと、 なぜか額の紋章つきフェイスがあってセレブアイコンがわりにキョウにつけました(*´З`*) カミナギメイクしたとたんボーナス20!さすがウィッチ。 あとシマも19でて、キャラ的に体力ノーボーナスにしたらかなりひ弱そ〜。 アルティールはさすがに人間フェイスやめてノームでプリチー シズノ先輩、ヘア似てるのがなくてやや残念。 カミナギなぜかBL系・・・ シマ、ミナトともにそっくりοκ!(`・ω・´) んで攻略開始だよー。 いまんとこレベル2でクリーピングコイン相手に練習中です。 アルティール、バハムーン族にしたら強い!序盤は楽そう。 ビショップのシマは低レベルだと鑑定以外役に立たないんですよ。 作り直しかなー。 |
2006-11-26 Sun 22:38
ゼーガ終了以降もニブロールさんに様々刺激受け続けているのですが、
年末ソロの舞台があるとのことでとても楽しみです。 ttp://precog-jp.net/yanaihara.html ちょこっと某雑誌にこの舞台のプレビュー書きました。 サヨナラがタイトルということで、いまからワクワク(w´Д`w) ゼーガペインは小劇場演劇や映画の構造にヒントを得たアイデアもたくさん込められています。 終わっちゃって寂しいな〜というファンのひとたちも、機会があればさまざまな小劇場の舞台みてもらえるとうれしいです。 いいのに当たると、もの凄い衝撃受けますよ〜。 ああ、この感覚ってゼーガにもあるじゃん、というのはたぶんすでにお芝居すきなヒトだとわかると思いますが(*´З`*) 面白いお芝居やってる関係者さんいましたら、公演とか教えてください。 |
2006-11-26 Sun 21:07
ゼーガの座談会に某原作担当のひとがいってきました。
面白い内容ですので、ぜひファンブックで読んでください。 ということで座談会ネタ内容わかったので、それ以外のお話再開です。 終了後、監督やスタッフとも話しているのですが、ゼーガの面白さはせつな系の部分と同時に、いかに謎めかせるか、その蠱惑的な部分だと思います。 そんなところからか、ファンのみんなの反応とか設定の矛盾っぽいとことか、謎ラストが気になるようですねー (*´З`*) 僕は逆に作ってないとこ遊んでしまうんですが。 例えばトーキョーサーバーはほんとに17年前滅んだのか? 河能亨は、もしかしてカミナギちゃんが好きで、メッセージ残したんじゃないか? とか、シナリオ会議ですべて決め込んでいるわけではないので、面白いネタは潜んでいると思います。 会議用の裏設定文書ゼーガバイブルで基本設定は細かく作り込んであるのと、各話で出てくるアイデアについては実際矛盾が大きく出ない限りはドラマとして面白い方がいいな、というスタンスで設定チームはフォローしています。 ただ、作中説明で個人的に少し舌足らずだったな、と思うのは、例えばセレブラムの活動開始時期とガルズオルムの兵器開発速度でしょうか。 たぶんセレブラムの活動開始時期は、クロシオの8回のループの少し前。 ゼーガペインガルダタイプゼロも含めての開発時期はほんの数年でしょう。 ガルズオルムは人間を殲滅したあと、月面のインフラ整えていくために失われた何十年のうちの大部分をかけているはずです。 さらに話数が多ければ開発史的なエピソードとか過去の月面作戦前後編とか中盤でやったかもしれませんね。 実際、ゼーガファイターという戦闘機やアビス専用アンチゼーガ母艦などの初期設定も残されています。 ただ、それらが出てくるとまた印象も異なりますし、よけいな蛇足も多くなったかもしれませんね(*´З`*) いまの若い子は知らないでしょうけど、大昔のロボット物は打ち切り作品も多くて、そういう作品はラストのあたり圧縮された想いのギリギリ感があって、そんなオーラにかなりワクワクしたんですよ。そんなのみて育った僕ら、ちょっとナイショですがラストちかくの会議ではギリギリ感ある打ち切りっぽいムードでいきましょう、なんて会議で監督やライターさん達と盛り上がりました。 ゼーガはシナリオ会議第1回のときには26本で確定して構成されているんで打ち切りなわけではないですが、(w´Д`w) まじで、みんなガーッと思いの丈こめてました。 それについてはインタビューなどでもきっと読めると思いますので、このくらいで。 |
2006-11-22 Wed 15:15
やっとひとつ、ゼーガ関連の資料集が発表になりましたね。
新紀元社さんの新刊案内に載ったのでご報告。 なにぶん非公式ブログですので、先行情報とかもひとつ歯切れ悪くてすみません(´;ω;`) きょうNOTのおまけ映像やっと見たんですがこれは凄い! 新作カットとか多くてなんか劇場版予告編なイメージですよ〜。 360持ってるヒトはぜひみてくださいね(w´Д`w) |
2006-11-09 Thu 11:32
某イラストレーター氏の相方(らしい)が4日〜5日、SFファンイベントのSFX’mas2006にゲスト参加してきました(*´З`*)
ttp://homepage2.nifty.com/SPACE_FORCE/INDEX2.HTM いろいろ四方山話とか(主催サイドからもガンガンゼーガ話やってよとのことで)6話までの概要とSF談義からめて2日間で各3時間近く講演でしたw メインゲストの野田昌宏さんの作品や翻訳とかが大好きな SFファングループ主催のイベントで、アニメ系にくらべて人数もかなりすくなく相当地味〜なのですが、もう創設30年近くなるとのことで、みんな和気藹々。 ひと月ほど前、急遽よばれたせいかゼーガに関しては知っているヒトがあまりいなかったので、メイキングもかなり初心者むけにこなしたのですが、SF的アイデアをぽっと述べてもなんなくついてくるのがさすがにSFファンの集いですね。 一部のゼーガファンむけに、今後こーいう本がでますよ、とかフィギュアの話題とかしてきました。 申請どれくらいきてるかまったく知らないのですが、ぜひ売れたら幡池版のシズノもだれか作ってください(*´З`*) |
2006-11-09 Thu 11:19
先月のアジアの女に続き、本公演。
ちょっとアジアの女は美術にドラマが負けていたのが残念でしたが、メインメンバーの舞台は今度が初見なので楽しみです。 |
2006-10-30 Mon 07:52
ちょっと更新あきましたねー。
半分サボりですが、ちょこっと朗報ありですよ。 11月はゼーガ関連で取材を受けそうです。 このためここの裏ネタとか重複しないよう、やや抑え気味ということで、 なににでるのかとか詳しい情報は来月以降あらためて(*´З`*) それまでは、ちょこちょこ小ネタでも書いていきます。 |