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08年度予算:財務省原案に対応策 さまざまな社会問題で

 20日内示された08年度予算の財務省原案には「医師不足」「ネットカフェ難民」「食品偽装」など、07年のキーワードになった社会問題に対する、さまざまな対応策が盛り込まれた。

 医師不足問題では、病院勤務医の過酷な労働が医師不足に拍車をかけていることから、勤務を交代制にして負担軽減を図る病院や、他の病院に医師を派遣する医療機関への助成を充実させる。研修医は都市部での勤務に偏りがちな傾向があるが、地方で研修する際の滞在費を助成できるようにした。

 また、住む家がなくネットカフェで寝泊まりする若者の就職を支援するため、東京・大阪・愛知の3大都市圏で寮のある職場をハローワークがリストアップしたり、専門相談員を配置するなどの対策をとる。雇用情勢の厳しい地方では、団塊の世代の再雇用に結びつく起業家を支援する。

 一方、産地偽装や消費・賞味期限の改ざんなど食品をめぐる不祥事続発を受け、事業者に法令順守体制の構築や問題発生時の迅速な対応策を徹底する。食品の安全性をめぐるセミナーやシンポジウム等を開き、事業者に原料入荷から製造、出荷までの監視を強化する体制づくりを求める。【清水憲司、森山知実】

毎日新聞 2007年12月20日 19時59分

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