2007年12月20日 12時26分更新
政府の来年度予算の財務省原案が20日、内示されました。
このうち青森県関係では、医師がヘリコプターに乗り込んで救急医療を行いながら患者を搬送するいわゆる「ドクターヘリ」を青森県に導入するための費用が盛り込まれました。
政府の来年度予算の財務省原案は、先ほど財務省から各省庁に内示されました。
このうち青森県関係では、県が国に対して強く求めてきた、医師がヘリコプターに乗り込んで救急医療を行いながら患者を搬送するいわゆる「ドクターヘリ」を導入するための費用が盛り込まれました。
新たに導入されるのは、青森県をはじめとする3つの県で、財務省原案には、ヘリコプターの運行にかかる経費の補助などとして、すでに導入しているところも含めた全国15の道と県の総額として、13億6000万円が盛り込まれています。
ドクターヘリをめぐっては、医師不足が深刻な青森県の救急医療を強化するものとして、大きな役割が期待されていますが、配備先に青森市の県立中央病院と八戸市の八戸市民病院の2つの病院が名乗りをあげていることから、今後、どう調整するかが課題となります。