日本医科大付属病院(文京区)に入院し、手術後に死亡した女性=当時(20)=の遺族が、「死亡は手術中、脳に医療用ワイヤが刺さったのが原因」として、病院側に計約1億600万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が19日、東京高裁であった。小林克已裁判長は、ワイヤが刺さったことを否定し、両親の控訴を棄却した。