元「モーニング娘。」後藤真希(22)の弟で、窃盗と建造物侵入の罪に問われた元音楽ユニット「EE JUMP」メンバーの後藤祐樹被告(21)の初公判が19日、東京地裁で開かれた。祐樹被告は「間違いありません」と起訴事実を認め、傍聴席で愛児を抱いて見守る妻と母親に、心配しないよう目で合図を送った。後藤は弟の判決が出るまで休業する。
祐樹被告の事件の影響で、10月28日の埼玉・大宮ソニックシティ公演を最後に芸能活動を自粛している後藤真希。関係者によると、弟の判決が出るまで休業する意向だ。
祐樹被告は今後、別の強盗傷害事件で追起訴される見通し。初公判同様、起訴事実を認めるなどすれば、ゴールデンウイーク前後には判決が出るとみられる。
家族思いで知られる後藤は、現在1人暮らしをしており、母親と姉、弟夫婦とその子供2人が暮らす都内の実家には頻繁に顔を出していた。小学生の時に父親を事故で亡くし、母親が飲食店を営みながら4人の子供を育ててきた姿を見ており「家族が一番大事といつも言っていたし、高校生の時には総工費6000万円で家を建てた」(知人)という。
芸能界をドロップアウトした祐樹被告に対してもサポートを続け「バイクを買ってあげたりしていた」(近所の人)というから、弟の事件へのショックは計り知れない。「家族の事情」を理由にデビュー時から在籍してきたアイドル集団「ハロー!プロジェクト」からの卒業を発表し、ファンには「これから先のことはまだ分かりません」とコメント。ブログも閉鎖し、今後の活動は完全に白紙状態になってしまった。
関係者は「彼女は本当にまじめな性格。現段階でも新たな仕事は入れていないし、判決が出るまで仕事のスケジュールを入れることすらしないかもしれない」と話した。
【後藤真希カレンダー】
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