2007年 12月 19日 |
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政令市区割り問題・市議会の答えは4区
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市議会の答えは4区でした。岡山市がさ来年、政令市に移行した場合の区割り問題で、岡山市議会は、市内を4つに分けるのが妥当という意見書をまとめました。岡山市議会では、18日から19日未明にかけて総務委員会を開き、区割りについての最終協議を行いました。この結果、有識者による審議会が答申していた3区案ではなく、4区案が承認されました。4区案では、B区を旭川で2つの区に分け、暫定的に岡山市浜のメディアコムに区役所を置くとしています。市議会では19日会派代表者会議を行い、4区案が市議会全体の総意とまとめ、高谷市長に申し入れを行いました。宮武議長は4区案を採用した理由について「地域環境・利便性交通アクセスを重視した」と話しました。さ来年4月の政令市移行を実現するためには、21日閉会する今議会での意見書の可決が必要となり、残された時間はあとわずかとなります。これまで有識者で作る審議会が答申した3区案を支持してきた高谷市長が、市議会が示した4区案を受け、どのような判断を下すのか注目されます。
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値上げで…灯油があたる抽選会
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原油の高騰に伴い、灯油の値上げが続いていますが、冷え込む家計をお助けする抽選会が、岡山市のショッピングセンターで始まりました。岡山市のイトーヨーカドー岡山店は、19日から灯油の無料引換券が当たる抽選会を始めました。石油情報センターによりますと、今月10日現在、県内の灯油価格は、店頭で18gあたり1618円で4年前と比べると倍に値上がりしています。少しでも家計の手助けができればと、店では、灯油18gの「無料引き換え券」を300本、54g分を2本準備しました。3000円の買い物で1回抽選できるこのサービスは、イトーヨーカドー岡山店で20日まで行われます。
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岡山県渇水対策本部設置
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高梁川水系で、20日から上水道と工業用水で5%、農業用水で10%をカットする第1次取水制限が始まるのを前に、岡山県は、渇水対策本部を設置しました。県によりますと、高梁川水系にある6つの主要ダムの平均貯水率は、19日午前9時現在45.3%と、平年を30ポイント以上下回っています。今後もまとまった雨が期待できないことから、貯水率の大幅な回復は難しい見通しです。県が冬場に渇水対策本部を設置するのは初めてです。
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岡山県内で初 腐敗防止条例案を可決
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前の市長が公共工事の入札に介入したとされる問題を受け、総社市議会で、透明性のある入札制度の制定に向け、腐敗防止条例案が可決されました。腐敗防止条例案は、今年10月の市長選で初当選した片岡聡一市長が、12月定例総社市議会に提案していたもので、採決の結果、賛成多数で可決されました。条例では、公正で開かれた市政を推進するため、公共事業の業者の選定や職員採用試験に市長が介入することを禁止しています。前の市長による公共工事の入札介入疑惑で、百条委員会が設置されるなど混乱した総社市は、県内で初めてとなる腐敗防止条例の制定で透明性のある市政運営を目指します。
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ブルーラインで多重事故 3人重軽傷
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19日朝、岡山市の岡山ブルーラインで、車3台が関係する多重事故があり、3人が重軽傷を負いました。19日午前8時前、岡山市西大寺門前の岡山ブルーラインで、中型トラックがセンターラインをはみ出し、対向してきたダンプカーと正面衝突しました。さらに、ダンプカーに後続の軽自動車が追突しました。この事故で中型トラック運転手が足の骨を折るなど、3人が重軽傷を負いました。現場は見通しの良い直線道路で、警察で、中型トラックがなぜセンターラインをはみ出したのか調べています。
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浅口市で倉庫火災
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19日午前、浅口市で工場兼倉庫を焼く火事がありました。火事があったのは、浅口市金光町須恵のインテリア用品製造業サニーの工場兼倉庫です。19日午前9時過ぎ「会社が火事で煙が上がっている」と、従業員から119番通報がありました。火は約30分後に消し止められましたが、約1300uの軽量鉄骨2階建ての工場兼倉庫を半焼した他、中に置いていた布団やウレタンマットを焼きました。工場は19日は休みで稼動しておらず、敷地内には従業員が1人いましたが、逃げ出して無事でした。警察によりますと、倉庫内から出火した可能性が高いということで、出火原因について調べています。
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自衛隊員が酒気帯運転で接触事故 停職処分
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日本原駐屯地の自衛隊員が、岡山市で酒気帯び運転で接触事故を起こしていたことがわかり、19日から18日間の停職処分となりました。18日間の停職処分となったのは、日本原駐屯地に勤務する2等陸曹の男性(45)です。この2等陸曹は、今月1日の夜、自宅で日本酒を約6合飲み7時間ほど眠ったあと、翌日の正午ごろ岡山市のコンビニエンスストアに自家用車で立ち寄りました。その際、駐車場に停めていた車と接触事故を起こし、警察署に出向いたところ、酒の臭いがするとしてアルコール検査を受け、呼気1リットル中0.3ミリグラムのアルコールが検出されました。日本原駐屯地によりますと、事故があったのは勤務時間外で、2等陸曹は「酒はぬけていると思った」と話しているということです。日本原駐屯地では「飲酒運転に関しては平素から厳しく指導しているが、更に一層の服務指導につとめたい」と話しています。
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衆議院岡山5区に花咲氏出馬表明
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次の衆議院議員選挙の岡山5区に、民主党新人の花咲宏基さんが立候補を表明しました。花咲さんは、笠岡市在住の41歳で慶応義塾大学を卒業後、国会議員の秘書などをつとめました。前回の衆院選でも岡山5区から出馬し、2度目の挑戦です。花咲さんは、税金の無駄遣いを一掃し、子供たちの施策へ税金を投入すべきと話しました。その上で、次の衆院選が政権交代の最後のチャンスととらえ、最後まで頑張りぬきたいと抱負を語りました。
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津山市の特産品・巻き柿づくり始まる
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干し柿を使った伝統のお菓子、「巻き柿」づくりが津山市で始まりました。巻き柿は、津山市の北部加茂地域に伝わる冬場の茶菓子で、現在は、地元の農家3戸が共同で特産品として作っています。巻き柿には、軒先で40日ほど干した西条柿を使います。作業では、柿のへたを取って実を開いて並べ、その上に柚子やバターを入れて巻き上げます。ことしは夏場の猛暑の影響で西条柿が不作となったため、巻き柿の生産は去年の半分の500本ほどしかできないということです。巻き柿づくりは来年の1月末まで行われ、地元の農協や菓子店などで販売されます。
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