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建設中の泊原発でまたぼや

 19日午後1時15分ごろ、建設中の北海道電力泊原発3号機(北海道泊村)の原子炉建屋3階で、土のう袋から火が出ているのを作業員が見つけた。火はすぐに消し止められ、けが人や放射能漏れはなかった。

 3号機の建設現場では不審火や失火が相次いでおり、構内にある建設協力会社事務所内での不審火も含めると今年3月から9月まで8件起きている。今回のぼやについて北電は記者会見で「制御盤がショートし、火花が燃え移った可能性が高い」と説明。不審火の可能性は低いとしている。

 北電によると、袋はポリエチレン製で、工事に使うガラス繊維材などを入れ仮設の配管用加熱装置にぶら下げていた。近くにいた作業員が火災を発見、消火後に装置を調べると、内部の制御盤が焦げていたという。

 発火の危険もある装置に袋をぶら下げていたことについては「これまでは問題なかった。今後は対策を検討する」としている。

 火災の連絡を受けた北海道と地元4町村は20日、現地を立ち入り調査する。

[2007年12月19日20時27分]

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