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【東京】

ネットいじめひきょう 全員で考えること大事 フォーラム小中学生、対策話し合う

2007年12月18日

小中学生が意見を出し合ったいじめ対策フォーラム=港区役所で

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 昨年、いじめによる自殺を予告する手紙が文科相に相次いで届いたのをきっかけに始まった、港区のいじめ対策フォーラムが十七日、区役所であり、区内の小中学生がいじめ防止について話し合った。

 全二十九の区立小中学校から生徒会役員ら約六十人が参加。三小学校と二中学校がいじめ防止のため取り組みについて発表した。御成門、高松中学校は「全学年対抗の競技大会で交流を深めている」「兄弟学級があり、学習会では三年生が一年生の勉強をみている」と紹介した。

 続いて、五校の児童生徒五人がパネルディスカッション。「いじめる方が100%悪い」「ネットいじめは一番ひきょう」との声があがった。いじめをなくすため「誰にでも伝えて、全員で考えることが大事」との意見も出た一方で、「自分からいじめられていると言えない人もいるので先生はクラスをよく見てほしい」と大人への要望も出た。

 

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