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来年1月投開票の大阪府知事選への出馬を表明しているタレントで弁護士の橋下徹氏(38)が18日、完成した公約案を携え、大阪府庁内の自民党と公明党を訪問した。合計7時間のロングランで大阪再生プランを熱弁。冷淡な反応かと思えば確かな手応えもゲットし、うれし悲しの長い一日となった。
この日は眼鏡をかけず府庁へ。「前日の眼鏡がすこぶる不評だった。丸山(和也弁護士)先生にも『何だお前』と言われて」またもやのイメチェンだ。
公約案「私の大阪元気プラン」では「究極のいじめ対策は円滑な転校手続き」「知事の退職金50%減額」など青写真を並べた。ただし、数字を挙げるなどの具体性にはやや乏しい内容だった。
午前中、1時間ほど公明党に乗り込むも「究極のいじめ対策」の項目に「それは違う」とあっさり否定された。それどころか「党のカラーをつけなくてもいいんじゃない?」と、暗に推薦を見送るかのような発言を浴びた。光沢忍府議団政調会長も実際、「推薦は白紙」と述べた。「(公明党の反応は)『若いな』という感じ」と、橋下氏は肩を落とした。
午後からの自民党では「濃い議論ができた」と一転、色よい展開に。府議団の松井一郎会長も橋下氏の推薦に向け、最終調整に入る姿勢を示した。午後7時過ぎ、長い長い協議を終え橋下氏は「疲れました」と、一息吐いた。
(2007年12月19日06時01分 スポーツ報知)
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