12/19 19:12 更新
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報復の連鎖は、断ち切らなければなりません。指定暴力団道仁会と九州誠道会の抗争事件が相次ぐ中、九州の4つの県警が合同で組事務所50カ所の強制捜査に乗り出しました。「現場からは、捜査員とともに、組員とみられる男が出てきており、道仁会系の組幹部が射殺された事件について、詳しく事情を聴かれるのと見られます」。九州誠道会は、去年5月の道仁会会長人事をめぐって分裂、今年8月には道仁会の会長が射殺され抗争が激化し、今年に入って7人の死者が出ています。捜査員800人を投入した19日の一斉捜索は、先月27日、久留米市で道仁会系組長ら2人が殺害された事件の容疑で行われています。また、道仁会と誠道会が18日、抗争の一時休止で合意したとの情報があり、警察は、情報の真偽を見極めながら引き続き警戒を強めています。