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<台湾アイドル騒動>地図に人気度 中台色分け「わざと?」

12月17日23時45分配信 毎日新聞


 【台北・庄司哲也】台湾のアイドルグループが今月13日、北京での記者会見で新作アルバムを発表した際、会場に中国と台湾を違う色で表示したアジアの地図が掲げられたため、騒動となっている。

 グループは台湾で最も人気のある4人組の男性アイドル「5566」。14日付の台湾紙「中国時報」によると、来年の北京五輪を盛り上げようとアルバム「喝采(かっさい)北京」を制作。「北京五輪は中華民族の誇り」という趣旨で発表記者会見を開いた。地図はグループのアジアでの人気度を色別で示すために用いたもので、台湾を黄色、中国を緑色、また日本やその他の国を紫色などで表示した。

 これに対し、中国側の記者からは「中国と台湾の色を変えたのはわざとか」「彼らが『大陸反攻(中国大陸に反撃して攻め入る)』の最中という意味か」と皮肉交じりの質問が出る事態となった。

 地図はグループが所属する芸能事務所の依頼で中国側のスタッフが準備したというが、指摘を受けた事務所社長は「地図には誤りがある。タレントは無関係だ」などと釈明に追われた。

 台湾で芸能人が中台間の政治問題に巻き込まれたケースとしては、00年に台湾の陳水扁総統の就任式で人気歌手の張恵妹さんが台湾の「国歌」を歌ったため、中国で出演していたCMを打ち切られたことがある。

最終更新:12月17日23時45分




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