某イラストレーターの日常や仕事のブログ。 更新は終了しました。
Osimaiです
Author:Osimaiです
ブログは8月に更新終了、すみません年内で全削除予定です。

いちおう非公式&本人不詳でしたので、よろしくね。
約束事。だいたい覆面レスラーはみんな正体わかってても、いわないのだ。

日記のうち企画ネタ、是我日記はネタバレ含みますので、新しくゼーガの世界に触れるかたはご注意を。

旧是我日記でネタバレ多い回は念のため記述をつけました。


著作権についてですが、
イラスト・文章などの転載、コピーはご遠慮ください。
特に様々なラクガキなど掲示する場合がありますが、各権利者のご好意によって成り立つものだと思います。
ブログ内容も確認できる限り、関係者当事者と連絡をとって掲載しています。
なにか問題がありましたらご指導いただければ幸いです。

リンクはトップのURLのみでお願いします。
記事直リンクは避けてください。


 
ブログ更新終了のお知らせ
2007-08-03 Fri 15:09
短い期間でしたがありがとうございました。

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夜は短し歩けよ乙女
2007-07-28 Sat 23:47
夜は短し歩けよ乙女 夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦 (2006/11/29)
角川書店
この商品の詳細を見る


これは凄い当たりだ。

http://www.kadokawa.co.jp/sp/200611-07/

森見登美彦、はじめて読んだけど久々に快感のある文章。
ここ何年か小説関連は無精で、数をこなしていないせいか筆力のある作家になかなかお目にかかれない。

売れてるラノベが世界観やキャラクター造形が自分的に読みやすいとか楽しいかというと年齢的にギャップが出てきて、この先自分がなにかここから得られるのか、という距離感が最近きつかった。
もちろんオタク的文体やテンポが進化していくのに抵抗があるわけではないんだけど。
メジャーでなくとも流麗な文章で好みの作家もいるし、ドクロちゃんとかめちゃ好きだし。(おかゆまさきは天才!というか舞台関係のひとみたいだからなんかシンパシーあるのかなぁ。デビュー当時まわりのライターとかに読め!と騒いでいた)


それでも昔からの小説マニアとしてはなにかここ何年も欲求不満だったのですが、角川でもJノベルサイドでこの衝撃!
オレ的ヒットがキタコレ。

第1章はなんとへべれけで飲んだくれの美少女が彷徨う現代の京都の一夜。これをある種とろけそうなほどドキドキできる寓話的ファンタジーに描いてしまう発想とそれを可能としたキッチュな文体、筆致がああ絶妙に心地よいのです。
自分もずいぶん昔先斗町とかで遊んだ思い出もあり、ぐっと臨場感もあるせいか、しかしこのヒト若いんだよね〜
いや、
このスタイルの先になにかありそう、というかあるよ絶対。

ああまだこういうのにドキドキできるなら、自分の引き出しに残された材料を使えそうかな、という妙な予感。


他の作品はどんなんだろー。
時間作って読まねば。

有川浩もよいです。短編がうまい。
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I buy sausage
2007-05-17 Thu 14:42
たしかにそう聞こえる。

外人すげえ。
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凄いなぁ〜
2007-05-15 Tue 15:59
ニコニコにアップされてた映像みて3分ぐらい腹抱えて笑った。
もー息できない。
コスプレ海外VS日本FF7編スゴス。
というかコメントの反応の嵐がパワーあって面白い。

舞台の企画もそうなんだけど、こういうダイアローグの可能性とかまだまだありそうだなぁ、と思う。
古いけど、海外のコメディとかで観客の笑いはいってるのとか、アレにつられて笑っちゃうのといっしょのカンカクで情報密度がさらに高い。

毒もあるけど、ここから次の表現とかありそうな予感(`・ω・´)




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是我日記 もうひとつのエンディング
2007-03-07 Wed 01:03
 さて、月末には最終巻ですね、作り手としては5年という長丁場最後の区切りということでちょっと寂しいです。

というところで、注意なんですが、

今回のネタは、ネタバレ含みます。

通して26話全部見た人のみ自己判断で読んでみてね〜(*´З`*)
全話みてないひとは見終わるまでがまんということで。

さて、以前にも少しだけ触れましたが、去年の春ラストにむけて2つのエンディング案を提出しました。(正確にはBパターンの修正版Cというのもあります)
これがどちらもスタッフに評判がよくて、どうしようという話になりました。
とりあえず、そのメモの一部。


−−−
ゼーガペイン、エンディング案060426バージョン

ラスト
戦闘終了後
2年後の夏。しかしまだ視聴者はわからない。

なぜか教室のシーン、視聴者的には夢落ちか?の落胆。

相変わらずのクラシゲ、そしてクラス一同を後方からナメ。
カミナギらしき人物テスト中?
クラシゲ教室奥に声を掛ける。
ふとカメラ切り返すと水泳帽、ゴーグルのたくましいキョウが砂浜に古びた学習机を持ち出しテスト中のままクラシゲに返事。体には擦り傷、時間の経過がわかる。

実は3年生の2学期、2年後だ。時は動き出したのか?
カメラ引くと廃屋に映し出された教室。
テスト用紙をクラシゲにかざすキョウ。
すり抜けるのがもどかしいクラシゲ。
しかし動き出した世界にうれしい。

キョウ出かけるぜ!と一声。教室のざわめき。

Aパターン

立ち上がるカミナギ、キョウの元へ駆け抜ける。
キョウ未来への希望を告げる。
キスがすり抜けるが、卒業は現実世界でいっしょにやれる、と確信に満ちた表情のキョウ、そしてカミナギ。
実体と幻体をのせたゼーガが雄々しく舞う!
フォセッタの天気予報が砂浜のラジオに
響いて。

エンドクレジット


Bパターン

立ち上がるシズノ、キョウの元へ駆け抜ける。
キョウ未来への希望を告げる。
シズノ不安そうに、君は私を知っているの?とキョウに話し出す。記憶がないのだ。
当然さ、パートナーだよ。確信に満ちた表情のキョウ、
こうするんだ、とゼーガの操作を教え始める。
来春にはこっちがわでいっしょに卒業だ、必ず!とキョウ。
見上げるカミナギとミズキ
同い年になったシズノに対し、そっと宣戦布告のカミナギ
暑い夏がはじまる。
実体と幻体をのせたゼーガが雄々しく舞う!

エンドクレジット

細かい設定は見せず、2年の間に幻体復元システムが徐々に完成していることをみせて、どちらもハッピーエンド。Aパターンでも泳ぐシズノとか見せてハッピーもありかな、と。

−−−

どちらのヒロインもひたむきで、ハッピーにしてあげたかったんですが、どちらか選ばざるを得ない。ファンが感じてくれたせつなさが、この選択の葛藤でもおわかりいただけるのではないでしょうか。

 洋画のDVDとかでは編集段階でカットされたシーンとか、エンディングがおまけでついてて、ちょっとした楽しみがあるわけですが、アニメは意図して作らない限りはそういうお遊びはできません。
監督もぼくもDVDでのもうひとつのエンド案作りたいねなどと乗り気でしたが、そういった意図が分岐のあるゲームに親しんだファンはともかく、ひとつの作品、フィルムとしてまとまりがなくなるのではないかという意見もあって(さみしくも)通らなかったのですが、もし通っていれば最終巻はファン(スタッフ的にも)感涙のBパターンに近い形のシズノトゥルーエンドが映像特典になったかもしれませんね。

最終巻、最後の締めとしてスタッフの熱気は2コーラスバージョンの映像特典という形でみなさんにお目にかけられると思います。
また、ファンの熱い応援が今後も得られれば、種みたいな総集編とか作れるかもしれません。た、たのむ・・・(>_<)ノ
スタッフ一同解散はしてますが、監督以下やる気十分です(w´Д`w)
現状では企画すらない劇場版もそうですが、どれか作れるならシズノエンドもやってみたいな、と思います。
あ、誤解なきよういうと実質シズノエンドは25話なんですよ。
もともと初期構想でもカミナギメインヒロインでのラストが想定されてて、シズノは途中で死ぬ予定で悲しい初期設定でしたが、ある過程があってキャラクターとして凄く成長をしたなと思います。


 ところでこのネタいつ書こうかと思ってて、最終巻あとだとまた書き込む時期逸しそうだったのでここで書いておいたんですが、新しいファンみちゃうとなんなので発売前にあちこちブログとかに書き込まないほうがいいかもですね。ヨロシク〜

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是我日記 フィギュアの監修してきた。
2007-02-23 Fri 03:14
きょうは久々日の出に出向いて、某キャラフィギュアの造形監修してきました。
いくつか申請もあるような話なので、ぜひメーカーさんたくさん作ってくださいね。

それで、数時間描き描きしたあと某プロデューサーに舞台化の提案のための事前説明(まどろっこしいがそんなかんじ)ということで打ち合わせぽいことしつつ2人でおでんなどつつく。

基本的には小劇場としての芝居の面白さ、新しさを優先しつつ、単にキャラ物、同窓会的な物には終わらせたくないね、という意見で合致。
下田と話していて当初からやりたかったエンディングのスペシャル映像で実現していない廃校や廃墟のロケとか、実写映像も絡ませたいなぁなどとひとしきり説明。

こんなことなら去年の11月くらいから進められればよかったかな、とプロデューサーも乗り気な気配。
ちょっとまて〜〜、オレずっと前から芝居に向いてるっていってたよう?
でもTV終了後もDVD作業とか大変だったし無理だよねえ(*´З`*)

ま、こんなところですが、
これでも動いているうちにはいりません。
期待できる段階ではないのが・・・残念ですね。

舞台化の裏側はここから日記上ではしばらくナイショ。
企画書は確実に作りますよ。
しかし大人な現実問題、資金繰りも含め動かない可能性もかなり高い。
また動いたとして、以前にも書いたけどゼーガの設定そのものではなく、ゼーガ的なニュアンスをもった独立した舞台に発展していくということもありえる。
その場合でも舞浜はともかく、仙台サーバーとか幻体といった表現はでてくると思いますが、別にガルズオルムに侵略された世界ではないとか、ね。
ま、切なく不思議ははずさず(`・ω・´)

だけど、最近忙しくて常時連絡をとってたわけでもない僕も下田も、ここからいけそうだな、という全くおなじ物語の切り口を同時に提案した。
うーん、こういうのがあると上手く回ってイイカンジなんですけどね。



個人的に僕が目指すのはこの2年近くマイブームである映像と舞台の融合。

ニブロールさんとの出会いも含め舞台関係者と語ってきたこのスタイルの可能性を模索していきたい。
より新しい表現のスタイルにたどりつけるか。
そしてそれは観客の胸に迫る物になるのだろうか。

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是我日記 ウェルメイド家族
2007-02-17 Sat 09:23
池袋シアターグリーンで郷田ほづみ氏主催の劇団、湘南アクターズの公演みてきました。

小品ですが、シナリオが良く練られたシチュエーションコメディで、実に面白かったです。
小劇場系はあたりはずれも多く、個人的にはそこそこの作品でも誉めないほうですが、コレはイイですよ。
たっぷり笑えて泣けます。
おすすめ。
http://www.shonan-act.com/actors/

郷田さんはほかにひらり、空中分解。
http://hirari.com/
の演出もしてるのですが、そちらは舞台に立たず演出のみ。
こちらは本人もメインキャストで、個人的にめちゃうれしい。
あの怪物ランド時代からの独特のセリフの間がね、いいんですよ〜。
あと、客演の矢尾一樹氏もひさびさに見たのですがハスキーボイスでイイカンジの助演をしていました。

浅沼晋太郎くんにも声かけたのですが、ちょうど仕事で時間合わず残念。
この前浅沼くんの舞台みて、雰囲気にピンときてもしかしてG2好きでしょ、と聞いたら、KINGさんのファンなんですねー。
やはり、と思いました(*´З`*)
ということで郷田氏のしゃれた雰囲気は好みかなと、ちょっと声かけたわけです。

朝気づいたら、浅沼くんからメールがさらに届いてて、

ゼーガペインのお芝居どうしましょう、とのこと。
私信なのでなんかまだここに書けませんが、やる気マンマンなひとを引き込んだようですよ。


で、こないだ付け加えるの忘れた下田監督からのメッセですが、

みなさん見たいですか?ゼーガのお芝居!

とのことです。

実際予算もついてなくて何も動いていません。
ブロガーのひととか、SNSコミュとか、ゼーガ好きでさらにお芝居好きというひとほぼいないようで、そういうところで反応がまずないと、スポンサー獲得でなかなか難度高いですね〜。

それでも、いくつか僕も舞台のイメージが出てきました。
場所が許せば2方向から観客席置いて中央に舞台という形はどうかとか、プロジェクターの投影など、スタジオボイスにも書きましたが、舞台でのレイヤー感の様々な表現をためしてみたいですね。


まあ、ゼーガはともかく、飲み仲間のTV役者や舞台役者も芝居やろうよーと手ぐすね引いてるので、がんばって推進したいですね。

小劇場は面白い。
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是我日記ver.2 ようこそ舞浜へ。
2007-02-06 Tue 19:20
 是我日記ver.2にようこそ。

あらためてクチコミ、噂などでゼーガペインをこれから見てくれる人へ
2周目の日記です。


ブログ検索などでちょっと思うのは、4月当初からよりビデオ以降の噂とかで見始めたヒトたち素直にみれていいな、と思うのですよ(w´Д`w)

これ念のため先行して好きになってくれたヒト、え〜そりゃないだろーという失言のつもりではなくて、
6話までがまんしろ、とかメカ格好悪い、という減点要素の事前情報でなく他作品とくらべられることもなくストレートに面白がってるかなぁ、ということなんです(*´З`*)


そこでゼーガの概要をちょこっとマニア的に見るときの参考に。
コピペはご遠慮ください。

ゼーガは本来某旧ゲーム機発売を目標に、ドットハック以降のメディアミックス展開の状況を前提に企画された。
ここで企画開始から4年以上かかったのは次世代機としてゲームデザインを練り直した。
アニメは通常のメカアニメより破格の予算が投入されている(マジかなり多いです。ぜひデジタルで見て欲しい)
技術として発光表現と、元来3Dで違和感のあったモーションを2Dと親和性をとるため通常と違う特殊なタイミングシートが用いられている(ゼーガシートと呼ばれている)
光の表現も通常では考えられない多量のレイヤーを使っており、当初ゼーガ1体につき加工レイヤー30枚もあった。
つまり3体でると90レイヤー。
TVのスケジュールで至難のレンダリング作業への挑戦だった。
こういった大作のため深夜帯ではペイは難しく、またサンライズ夕方枠としてはガンダム以外ではなんとドラグナー以来久々の夕方のリアルロボット物という形で枠が確保された。
(ちなみにリヴァイアスなどSFメカアクションというのはたまにやってますね)

というスタートでした。

以前にも書いたとおり、ぼくはここまで企画を大きくしていただいて、マイナーなものを作る気はこれっぽっちもなく、ゼーガに臨みました。

これは僕や下田、わたなべ、そして関係者にとってのガンダムへの挑戦です。
ウルトラやライダーも進化し続けていますが、次世代のロボット物ということにおいてテーマ性、デザインなどあらゆるものにスタッフは目を向けています。

個人的には関係者全てに共感していただいたことがうれしく、ゲームやアニメを予算かけて意気込んで作ってくれたこと、通常小さなプラモしかでないとこMGサイズで新素材まで使ってくれたホビーさんの心意気が密かに感謝です。

ということで、再放送
少しずつゼーガの真価が伝わり始めてうれしいです。

断言します。
これは夕方枠の永遠のリアルロボットアニメ、そしてどの世代でも共感しうるジュブナイルです。


ぜひ熱く楽しんでください。
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