静岡市の遊水池に墜落し機長ら2人が死傷したNHK契約ヘリコプターは、後部回転翼を制御する金属製ロッドが破断していたことが11日、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会の調べで分かった。後部回転翼は機体の方向を制御する。ロッド破断で向きを変えられず、機体が回転し墜落したもよう。事故を起こしたユーロコプターEC135の同型機は国内に38機あり、国交省はロッド部分の一斉点検を指示した。
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