「VIVID Touch」は、携帯電話に搭載されたモバイルFeliCaの可能性をさらに広げるために、携帯電話以外のFeliCa対応機器と携帯アプリを連携させたサービスを開発するフレームワークです。携帯電話と他の機器をFeliCa技術で繋ぐ仕組みも、「VIVID Touch」のSDKが吸収しているため簡単に行うことができます。
単に携帯電話に何らかの情報を収集していくだけではなく、携帯電話と他の機器との間でさまざまなデータのやりとりができる双方向のツールとして、あらゆる場面での活躍が可能です。アクロディアは、フェリカネットワークス株式会社のソリューションパートナーとして最新技術の提供を受け、セミナーに参加するなどして新たな発想のための情報収集を行っています。
アミューズメント施設のゲーム機器と携帯ゲームを組み合わせ、連携させる使用例です。アミューズメント施設の対戦ゲーム機器におサイフケータイをかざすことにより、キャラクター育成のアプリケーションを携帯電話にダウンロードし、自宅などで育成して遊びます。さらに、携帯電話で育成したキャラクターをアミューズメント施設の対戦ゲーム機器にかざすことで、対戦させて遊ぶことができます。携帯電話で撮った写真データをプリクラに持ち込み、フレームや文字などでデコレーションしてプリントアウトすることも可能です。
フィットネス施設のランニングマシンや体脂肪計などのデータを携帯アプリケーションで管理する使用例です。FeliCaのリーダライタが搭載されたランニングマシンや体脂肪計などにおサイフケータイFeliCaをタッチすることで、携帯電話のプリケーションで運動量や体重、運動効率などを総合的に、グラフィカルに管理することができます。また、情報を管理するだけではなく、それをもとにしたトレーニングプランを携帯電話のほうからフィットネス機器にレコメンドすること可能です。
カーナビと携帯アプリケーションを連携させる使用例です。車に乗り込んでから行き先を設定するのではなく、携帯電話で前もって行き先を設定することができるので、旅行のときなどに非常に便利です。また運転終了後、カーナビゲーションにおサイフケータイをかざすことにより、ルートデータや偶然見つけたお店の位置などを携帯電話にダウンロードして確認することも可能です。