私たちの社名である「Acrodea」(アクロディア)は、ギリシャ語の「Acros」から生まれた「最高の」の意味を持つ英語の接頭辞「acro-」と、「発想」の意味を持つ「idea」を組み合わせた造語です。
私たちは"最高の発想"を実現する技術集団でありたい、という思いをこの社名に込めています。
携帯電話は、今やほとんどの人が使用している生活必需品であり、常に手元にある最も身近な情報機器です。そして、ユーザーは、新しい携帯電話に買い替える度に"うれしく"なり、"楽しく"なります。
しかし、その便利なツールである携帯電話を更に便利に使えるようにと、たくさんの機能が追加されてきたことにより操作が難しくなってきているのも事実です。ユーザーの年代や職業、ライフスタイルによって携帯電話の使い方や必要な機能はさまざまですから、ユーザー1人ひとりにとって"使いやすさ"も異なります。
私たちアクロディアはまず、ユーザー一人ひとりにとって使いやすい携帯電話にするために、その操作方法を自由に切り替えることができるユーザーインターフェースを作りたいと考え、それを実現しました。
この考え方は一般投資家など多くの方に賛同をいただき、アクロディアはそんな皆様によって支えられ、育てられています。
技術者の目線で携帯電話の機能を充実させていくことももちろん重要ですが、ユーザーの目線で使いやすさや楽しさを追求していくことも大切です。
私たちアクロディアは、常にユーザーの目線で発想を実現するために、当社の株主でもある、ユーザーに最も近い立場のコンテンツプロバイダー様と協力しながら次世代製品の開発に取り組んでいます。
また、私たちアクロディアは、「人の心を捉えるおもしろさ」という輝きを持った製品を生み出すための技術者育成の面でも取り組んでいます。
ユーザーの目線に立って開発されたアクロディアの製品は、国内市場で高い評価をいただいています。私たちのビジネスは、ライセンス事業を中心に堅調に推移しています。そして、中国・韓国などの海外事業へのビジネス展開でも実績を得ています。
今後は携帯電話の5大機能(ユーザーインターフェース/メッセージング/コミュニティソリューション/ゲーム/カメラ)をバランスよく充実させる数々の製品の開発を実現させ、更なるビジネス強化を図ってまいりたいと考えています。
また、携帯電話以外にも、液晶テレビやHDDレコーダーなど、機能の充実によって操作が複雑化しつつあるデジタル家電製品についても、アクロディアのユーザーインターフェースの技術を使い、ユーザーの皆様がどんな場面でも使いやすいと感じる製品づくりを実現していきたいと考えています。
携帯電話を中心とした情報機器で好きなことや、やりたいことを気持ちよく楽しめるように、私たちアクロディアは、"最高の発想の実現"に挑戦し続けます。
株式会社アクロディア
代表取締役社長 兼 CEO 堤 純也