2007/12/19
報道関係各位
京都市の「新景観政策」に対応した新和風集合住宅「セジュール ウィルモア京都仕様」発売 |
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:村上健治)は、2007年12月20日、京都市施行の「新景観政策※」に対応した2階建て賃貸住宅「セジュール ウィルモア京都仕様」を発売します。
「セジュール ウィルモア京都仕様」は、京都市が定めた意匠に対応した外観としながら、高い敷地対応力を持ち、さらに耐震性・防火性・防犯性にも優れた2階建高級賃貸住宅です。
当社では、『土地オーナー様の持つ経営目的に対し、特性のあるご入居者に的を絞った「ハードの工夫」、「サービスの提供」、「社会への貢献」で高級・高付加価値集合住宅を提供し、当社の集合住宅の新需要層を創造する』という理念に基づき、新商品の開発を行っています。
「セジュール ウィルモア」は、2003年4月25日の発売以降、20代後半から30代前半の若い入居者世帯が求める「広さ」「機能」「外観イメージ」を満足させながら、値頃感のある家賃設定が可能な商品として、ご入居者に快適な居住環境を提供するとともに、土地オーナー様の長期安定経営を支えてきました。
「セジュール ウィルモア京都仕様」は、京都市の街並みに調和した和風の外観デザインと、ファミリータイプからシングル向けまで幅広い入居者ターゲットに対応しながらステータス感のある上質さを追求した、高い居住性能と防犯性能を兼ね備えた賃貸住宅です。
また、当社では建築後についても、悠々サポートDAPS(ダイワハウス アパートメントハウス パートナーシップ システム)により、施設管理、経営、資産管理について安心のサポート体制をご用意し、土地オーナー様の賃貸住宅経営をバックアップします。
■ 商品特長
1.和風の佇まいの外観デザイン 「セジュール ウィルモア京都仕様」は、約1,200年の悠久の歴史に磨かれて育まれてきた京都の景観に対応した和風集合住宅です。日本建築の技法や意匠を外観に巧みに取り入れ、「深い軒」や「勾配軒天」「連なる庇」などにより、集合住宅でありながら格調と風格のある和風の外観シルエットを創り出しています。 屋根葺き材は、日本の伝統ある「陶器製平瓦」を採用。また、セラミック系の塗装を施した「彩色スレート」、耐候性の高い「金属製瓦」など多彩に取りそろえました。 外装については、歴史的街並みに調和する外装アイテムをご用意しました。和の洗練を感じさせる土壁柄の外装材をベースに、京都市が定める地域に馴染む日本伝統の色味をご用意。いにしえの景観との調和を考えた外観デザインとしました。
2.敷地対応力のある建築スタイル 敷地・プランに合わせた住棟計画を可能とするため、「中階段」タイプには、出入口の軒上にエントランスルーフを設け、格調を高める「ガーメントバルコニータイプ」と、建物正面の表情をすっきりとさせ、京都の街並みに溶け込める「入込みバルコニータイプ」の2タイプをご用意しました。また、屋根勾配には4.5寸勾配のシステム寄棟屋根形状の対応が可能です。
3.安全・安心・快適に暮らせる仕様 防犯性に配慮して、ホームセキュリティーシステムや玄関カードロックキー、防犯合わせガラス仕様など、より高度な防犯仕様もオプションでご用意しました。 4.メンテナンスコストを低減する高耐久性部材の採用 内部の床材には、へこみにくく、ひっかき傷もつきにくく、また目立ちにくい耐傷性フローリング材を採用し、さらに壁・天井に採用している当社オリジナルのエコロジークロスは汚れにくく、汚れても拭き取りやすい仕様としています。これらのアイテムを採用することにより、土地オーナー様に対して資産価値を維持しやすい賃貸住宅を提供します。
5.入居者ニーズにマッチしたキッチン・サニタリー提案 近年、普及率が上がっている食器洗い乾燥機のスペースを考慮したキッチンをオプション設定。天然石の天板と収納を組み合わせた対面カウンターや、女性に人気のワイドタイプ洗面カウンターを設定。ご入居者がゆったりとくつろげるハイグレードな1坪タイプの浴室も用意しました。 さらに壁・天井に採用している当社オリジナルのエコロジークロスは汚れにくく、汚れても拭き取りやすい仕様としています。これらのアイテムを採用することにより、土地オーナー様に対して資産価値を維持しやすい賃貸住宅を提供します。
6.気になる共用階段の昇降音を低減 階段の段板にPC(プレキャストコンクリート)板を採用し、さらにゴムマットを敷き込むことで、靴音を従来と比較して半分程度に軽減しました(当社比)。コツコツ音が耳障りな女性のミュールでの「降り」実験では、階段室では約15dB、隣接する室内では約10 dB以上の性能が向上しました。10 dBの性能向上によって、聴感上、音の大きさをおよそ半分に感じるといわれています。
※京都市の「新景観政策」について 京都市が2007年9月1日から実施した政策。京都の優れた景観を守り、育て、50年後、100年後の未来へと引き継いでいくため、建物の高さとデザイン及び屋外広告物の規制等を全市的に見直したもの。 地域特性に見合った、よりきめ細かい規制誘導を行うため、市街地の景観整備に関する規制を全面的に改正した。
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以上