2007年12月19日 14時52分更新
医師が足りないため、救急病院の指定を撤回していた竹田市の竹田医師会病院は、その後、医師の数を増やし、年明けの1月1日から救急医療を再開する方針を決めました。
竹田市の竹田医師会病院では、常勤の医師が相次いで退職したため、救急患者を受け入れる十分な体制がとれないとして6月から救急病院の指定を撤回していました。
その後、竹田医師会病院では、非常勤の医師を確保したほか、8月からは国から派遣された常勤の医師が1人着任しました。
さらに9月からは常勤の医師を1人増やし、救急病院の指定再開に向けて医師の確保を進めてきました。
そして年明けの1月から新たに常勤の医師が1人加わることになり、救急病院の指定を撤回する前と常勤の医師の数が同じになるため、新年の1月1日から再び救急医療を再開する方針を決めました。
竹田医師会病院は救急病院の指定を求める文書をすでに県に提出しており、県の承認が得られれば、竹田市に7か月ぶりに救急病院が復活することになります。