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座り小便:男性の4割占める 8年前の3倍…松下電工調査

 松下電工が12日発表したインターネットによるアンケート「トイレ使用実態調査」によると、洋式便器で座って小便をすると答えた男性が40%を占め、99年の初調査時の15%から3倍近くに増加した。「女性が飛びはね汚れを嫌い、男性に座って用を足すようお願いすることが増えている」と松下電工は分析している。

 30~50代の夫婦1036人(男女518人ずつ)を対象に男性の振る舞いを尋ねた。男性の年代別の回答は、30代が46%▽40代が38%▽50代が37%と、若い年代ほど座って済ます男性が多かった。子供に座って小便をさせる母親が、夫にも同じことを求める場合が増えているとみられる。

 松下電工はこうした傾向を踏まえ、便座の穴を大きくするなど男性が快適に座れる工夫を3年前から製品に取り入れている。【辻本貴洋】

毎日新聞 2007年12月12日 18時59分 (最終更新時間 12月12日 21時09分)

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