ニュース3分LifeHacking:あやしいサイトにご用心――3つの“素性確認”サービス知らないサイトをブラウザでいきなり開くのは危険な行為だ。こうした場合、URLを入力するだけでサイトのドメイン情報のほか、評判や周辺情報といった“素性”を確認できるサービスを利用しよう。2007年02月06日 21時36分 更新
ネット上で見つけたURL、メールアドレスの発信元、もしくはアクセスログで得られたサイトやドメインについて、実際にブラウザで開く前に情報を得たいことがある。ドメインに関する基本情報はWHOISを使えば確認できるが、あくまでもテキスト主体でサイトの概要しか知ることができず、ネット上での評判まで知るのは不可能だ。 最近になって、こうした場合に便利な、サイトの詳細情報や周辺情報を提供してくれるサービスが続々登場してきている。今回はその中から代表的なサービスを紹介しよう。 まず1つめは「aguse.net」だ。このサービスでは、WHOISで得られる基本的な運営者情報はもちろんのこと、サイトのスクリーンショットや、サーバの所在地をGoogleマップで表示してくれる。さらに当該のドメインが国内外のブラックリストに載っていないか一覧表示してくれるので、メールの発信元をチェックするにはもってこいだ。 ドメインだけではなく下層ページも表示できるので、例えば「www.itmedia.co.jp/bizid/」といったページの情報が表示できるのも特徴だ。日本語サービスということもあり、情報の多くが日本語の見出しで表示され、分かりやすい。
次に紹介するのは、Domain Toolsのサービスの1つ「whois source」だ。こちらはWHOIS情報に加え、Wikipedia上で当該サイトに言及されているページをリストアップ。ネット上での評判や他サイトとのつながりを知るのに適している。 また、サイトのスクリーンショット以外に、テキストブラウザで見た場合のスクリーンショットも表示するほか、AlexaでのランクやSEOのスコア、さらにMetaタグの内容を抽出して表示するなど、サイト運営・構築側の視点に立った情報を提供しているのが特徴だ。表示は英語だが、多くの情報を見やすくカテゴライズしており、特に分かりづらいということはない。
セキュリティ対策ソフトで有名なMcAfeeが提供する「McAfee SiteAdvisor」もユニークだ。このサービスの特徴は、各サイトごとに協力者によるレビューが提供されていることだ。つまり、さまざまなドメインに対し、人力で評価が行われているのである。レビューの数はそれほど多くない上、英語中心のサービスではあるものの、日本語での投稿もチラホラと見かけられる。上記2サイトとはまた別の視点でサイトを評価したい場合にぴったりのサービスといえそうだ。
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