2007年 12月 18日 坂出３人殺害　殺人で再逮捕 △▼ 坂出市で幼い姉妹と祖母が行方不明になり、遺体で見つかった事件で、死体遺棄の疑いで逮捕されていた祖母の義理の弟が、殺人の疑いで再逮捕されました。殺人の疑いで再逮捕されたのは、高松市国分寺町の無職、川崎政則容疑者６１歳です。警察によりますと、川崎容疑者は、先月１６日午前４時前、坂出市林田町の三浦啓子さん５８歳の自宅に侵入し、持ってきた刃渡り約２０�aの家庭用の包丁で、三浦さんと泊まりに来ていた三浦さんの孫で、山下茜ちゃん５歳、彩菜ちゃん３歳の胸などを６回〜７回刺し、殺害した疑いです。警察の取り調べに対し川崎容疑者は容疑を認めていて、犯行の動機については「啓子さんに三浦家の遺産を相続されるのが許せなかった」と供述しているということです。警察では、川崎容疑者がいつから殺害を計画していたかなど、今後本格的に追及する方針です。 倉敷市で火事１人死亡１人不明 ▲▼ １８日午後、倉敷市で、住宅や医院など５軒を焼く火事があり、１人が死亡、１人が行方不明となっています。１８日午後１時半ごろ、倉敷市昭和の無職加藤保之さん（８１）の住宅から、「ドン」という爆発音とともに出火しているのを近所の人が発見し、１１９番通報しました。消防車８台が出て消火に当たりましたが、火は隣の住宅や医院など４軒に次々と燃え移り、約１時間１０分後にようやく消し止められました。この火事で、加藤さんの住宅の焼け跡から、男性１人の遺体が見つかりました。火事の後、加藤さんと妻のうめ子さん（７６）が行方不明になっていることから、警察では亡くなったのは加藤さんとみて身元の確認を急ぐとともに、うめ子さんの行方を捜しています。 不審火の可能性も　自動車修理工場を全焼 ▲▼ １８日朝早く、倉敷市で、自動車修理工場を全焼する火事がありました。警察では、不審火の可能性もあるとみて調べています。火事があったのは、倉敷市児島通生の自動車修理工場、「オートボディーＫ＆Ｔ」です。１８日午前６時前、「工場から黒い煙が出ている」と、近所の人から１１９番通報がありました。火は約１時間後に消し止められましたが、修理工場約２９０平方�bを全焼した他、修理のため工場内にあった車７台も焼きました。出火当時、工場には誰もいませんでした。経営者の話では、１７日夜１０時に工場のシャッターを閉めて帰宅したということですが、出火当時、シャッターは開いてました。警察では、最もよく燃えていたのが工場内の車の１台で、普段は火の気の無い場所から出火していることから、不審火の可能性もあるとみて、出火原因を調べています。 岡山市でマンション火災 ▲▼ １８日午前１１時１５分ごろ、岡山市延友の１１階建てマンション「シティコーポ延友」で火事がありました。消防車１２台とヘリ１機が出て消火にあたり、火は約１５分後に消し止められましたが、４階に住む武藤明香さん（２４）の部屋の台所付近の壁の一部、約１．５平方メートルを焼きました。武藤さんは一人暮らしで出火当時部屋にいましたが、逃げ出して無事でした。また、マンションには１４０世帯が入居していましたが、ケガ人はいませんでした。警察と消防で出火原因を調べています。 岡山市でコンビニ強盗　犯人は逃走 ▲▼ １８日朝早く、岡山市のコンビニエンスストアで、刃物を持った男が店員を脅し、現金を奪って逃げる強盗事件がありました。犯人はまだ捕まっていません。事件があったのは、岡山市西大寺中の「セブンイレブン岡山西大寺中二丁目店」です。警察によりますと、１８日午前３時５５分ごろ、男がカウンターの中にいた女性店員に文化包丁の様な刃物を見せて、「金を出せ」と脅し、レジの中から現金２万円余りをわしづかみにして逃げました。店員にケガはありませんでした。逃げた男は２０歳〜３０歳、身長は１６０�a位で迷彩色のハーフコートとジーパンを着用し、白いタオルで覆面をしていたということです。警察では強盗事件として逃げた男の行方を追っています。 約４０件の強盗や窃盗元看護師の男に判決 ▲▼ 岡山市や倉敷市で約４０件の強盗や窃盗を繰り返し、強盗傷害などの罪に問われている元看護師の男に、岡山地方裁判所は、懲役６年の実刑判決を言い渡しました。判決を受けたのは、岡山市松新町の元看護師、松尾忠被告（４２）です。判決によりますと、松尾被告は今年４月、岡山市広谷のコーポの一室に侵入し、現金８万円を盗んだ上、この部屋の２５歳の男性を懐中電灯でなぐり、顔などに全治２週間のケガを負わせたものです。また、おととし８月から今年５月にかけて、岡山市や倉敷市で４０件近くの窃盗などを繰り返していました。１８日の判決公判で、岡山地裁の高山光明裁判長は「２年近くに渡る犯行はまさに常習的。危険かつ粗暴な犯行で酌量の余地はない」として、懲役８年の求刑に対し、懲役６年の実刑判決を言い渡しました。 ポップサーカス安全祈願 ▲▼ 今月２３日から高松市のサンポート高松で始まるポップサーカスの安全祈願が行われ、関係者が玉串を捧げ公演の安全を祈りました。ポップサーカスは、１９９６年に設立した日本で最も新しいサーカスで、世界９カ国から集まった出演者が、空中ブランコショーやジャグリングを繰り広げます。ポップサーカス高松公演は、今月２３日から来年２月１７日まで、サンポート高松で行われます。 岡山県警小林晋警部補北京五輪内定を報告 ▲▽ ライフル射撃競技で、来年の北京オリンピックへの出場が内定した、岡山県警の小林晋警部補が、県警本部長に報告しました。小林晋警部補は、今月３日からクウェートで開かれたアジア射撃選手権で、１０メートル・エアピストルの個人の部で６位に入賞し、北京オリンピックへの出場が内定しました。この結果を報告した小林警部補に対し、塩田透県警本部長が表彰状を手渡し、「オリンピックに向けて頑張ってください」と激励しました。ライフル射撃で日本から北京オリンピックに出場するのは４人で、岡山県警からのオリンピック選手は初めてです。