11月の3連休初日(23日)、日帰りで秋の京都に行ってきました。
この時期の京都はすごく混んでいる、と京都の母から現地情報を聞いていたので、
ある程度の心積もりはしていたのですが、
混雑は新幹線から既に始まっていて・・・。
満席の上に、自由席に収まりきれなかった人たちが車両間の通路にまで!
人混みが苦手で、休みはいつもハイシーズンを外していただけに、
行楽シーズンに観光地へ向かう大変さを、早くも品川駅で痛感したのでした。
(ひより過ぎ?)
向かったのは、左京区東山にある「永観堂」。
「もみじの永観堂」と言われるほど、紅葉の美しさに定評があります。
実は紅葉に加えて、阿弥陀堂の修復工事が終わり本堂でご本尊の阿弥陀様を参拝できるということで、いつも以上に観光客は多いはず。
(こちらのご本尊は「みかえり阿弥陀」と言われていて、
左に首を傾げ振り向いていらっしゃる非常に稀な阿弥陀様です。)
拝観時間終了間際の午後3時45分、まだまだこんなに人が・・・ |
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境内に入ると、赤や黄色に色づいた木々。 |
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美しさに心躍ります。 |
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左右に紅葉がせり出す道を人の流れに乗って歩きます。
境内の整然とした美しさに映え、 |
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また人の目の高さに広がる紅葉は、繊細さと優しさを備えているかのようで、
水面に映る紅葉もまた、格別。 |
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“極楽橋”という何とも目出度い名前の橋の上で、私も一枚。(手ブレてます・・・)
薄(すすき)がまた秋の彩り。 |
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見上げれば、東山に溶け込むようにして立つ多宝塔。 |
写真左奥です! |
上れば京都市内を一望できるとのことですが、遅くなったため断念・・・。
山の緑の下には、紅葉の海が広がり、そして、人の波が押し寄せる。
これもまた、景色なのかもしれません。
まさに「もみじの」という形容をほしいままにしているかのような永観堂でした。
夕方5時近く、陽を残しながらも足元から冷えてきます。
この“しん”とした寒さが京都の紅葉を生み出すのでしょう。
温まりに・・・茶店で善哉(ぜんざい)を頂きました。 |
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ふと気づくともう夕暮れ・・・もうタイムアップ。名残惜しい。
短い時間ながら味わった紅葉狩り。
晩には湯豆腐を頂いて、目もお腹も京都を満喫したのでした。うふふ。
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11月末に京都の母に電話をしたら、
このところの冷え込みで、
私が行った連休のときよりもさらに紅葉の色づきが深まったとのこと。
12月の上旬頃までは、それは見事な紅葉が見られることでしょう! |