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韓国大統領選が19日、投票 保守政権誕生へ (1/2ページ)
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【ソウル=黒田勝弘】韓国大統領選は19日、投票が行われる。5年ぶりのもので、2期10年続いた革新政権から保守野党への政権交代がなるか。最終段階のマスコミなどの予想は「大逆転は無さそう」となっており、これまで世論調査でトップを維持してきた保守野党ハンナラ党の李明博(イミョンバク)候補の逃げ切りが確実視されている。
選挙運動最終日の18日夕、トップを走ってきた李明博候補や逆転に期待をつなぐ与党系・大統合民主新党の鄭東泳(チョンドンヨン)候補、保守系無所属の李会昌(イフェチヤン)候補など有力候補は、それぞれソウル都心の近接した地点で最後の街頭演説を行い支持を訴えた。
結果予想については、日米の外交筋なども「逆転は難しい」との見方をしている。その理由として、事前の各種世論調査が李明博候補の40%台に対し鄭東泳候補は20%足らずでほぼ一致しており、「支持率で2位との差があまりにも大きい」ことが挙げられている。