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christiantoday 2007月12月18日(火) 17時32分 更新
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日本の伝統文化「座禅」を教会に 曽根教会で新しい宣教の取り組み

 「座禅」という日本の伝統的な文化を教会に取り組み、地域の人々に教会をより身近に感じてもらおうと、「座禅」の形式を取り入れた祈祷会「座祷会」が来月から、兵庫県高砂市の日本基督教団・曽根教会(元正章牧師)で行われる。「近くにお寺が多い」という地域の特性を生かした新しい宣教の取り組みだ。


 「座祷会」は、まず主の祈りから始まる。続いて基督心経(ピリピ書2:1−11)を皆で朗読し、元師が3分間の「講話」を行う。そして「座祷」。座り方は自由。姿勢と呼吸を整え、視線、目の閉じ方、手の置き方はそれぞれ自分にあった形でひたすら黙して祈る。 30分後、賛美歌を歌い、最後に元師が祈って「座祷会」は終了する。


 「教会は敷居が高い」と感じている地域の人々をどうすれば教会へ導けるのか。元牧師は、「(教会に)行ってもいいんですか、信仰していない者なのですが」と考える人々に、「そうじゃないんですよ、誰でも気軽にきてください」と教会の敷居の低さをアピールできる一つの方法として「座祷会」を思いついた。


 座禅という日本的なものをキリスト教に取り組み、日本人の生活に根ざした形式で広く人々を教会に受け入れようというこの試みに、元師はイザヤ11:8「乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ、乳離れした子はまむしの子に手を伸べる」の聖句を引用し、「分け隔て無くどのような人でも、朝、散歩途中にどんなものかと参加するように気軽に参加して欲しい」と語った。


 「座祷会」の開始時間は、毎月第一日曜日の午前6時半から。あえて早朝を選んだ理由として元師は、「逆にこの時間にやることに意味があると思います。残る人は限定されるのですが、そこまでやって初めて本物の信仰が生まれます」と語った。


[2007-04-20]

 
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