2007年12月17日
みっくみくの信託状況。
アマチュアミュージシャン紹介インターネットラジオ「in the groove supernova!」なんていう企画をやっているおかげで、5年以上お世話になっている、JASRACのデータベース「J-WID」に初音ミクが登場したということで(作品コード:146-2107-0)、管理状況を見たところ、いわゆるCDとかの管理と同じ条件で通った様子。通常の「アーティストは無信託、出版社が信託」なので、楽曲が買い取られたのか印税契約なのかはっきりしませんが(=この場合、JASRACから出版社へ振り込まれたあと、アーティストに分配される。よって、アーティストにいくらいくかはJASRACと無関係に出版社との契約による)、まあ、この手の作品の場合、特段、書くほどでもない、という可能性も十分にありますね(^^;)
これを機に「VSTiのオーディオミックスダウンがボーカルとして認められた!」とかなりそうですが、別に登録の際のアーティスト名はなんでもいいし(商標と違うので、既に存在しているアーティスト名でも問題ではないくらい)、作曲者、作詞者のところに「初音ミク」ってあったら、そりゃ、びっくりしますけど、それでも、作曲者、作詞者はペンネーム有りなので、あーそうか、くらいの感じ。今回の件で面倒くさかったのは、曲を作った本人と(とかく契約は手間)、こういう使用許諾契約書を超える自体が起きる度に何らかの判断をしなくてはいけないクリプトン・フューチャーメディアじゃないかなあ、とか思いました。