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北原道議、道立紋別病院で見解示す〜道の継続的な関与を強調
(12月18日付け)
 紋別市選出の北原秀一郎道議は17日、潮見町4の事務所で記者会見し、道がこのほど示した北海道病院事業改革プラン(仮称)素案の内容について見解を示した。「今後は道立病院の運営について地元の自治体も関わりを持たざるをえず、西紋の連携の強化も必要になってくるだろう」と述べた。また、このほど閉会した道議会の第4回定例会の審議のなかで、北原議員の質問に答えた道側が、今後の道立紋別病院運営について「道として継続して責任を果していくとのコメントを得ている」とし、道の一定の関与が保証されていることを強調した。
 このほど示された道病院改革プラン(仮称)素案では、紋別を含む道立7病院の経営形態について@公設民営の指定管理者制度の導入A道立病院の医療機能を確実に担うことができる他の医療機関への機能継承の2つが、「見直しの方向」としてあげられている。また、あわせて今年9月に道が示した、自治体病院等広域化・連携構想(素案)の推移など「保健医療福祉の連携の動きに十分留意する」ことも補足されている。
 北原道議は、こうしたことを踏まえて道立紋別病院の今後については「可能性としては指定管理者、他の医療機関への機能継承に加えて、西紋での広域連合による運営の3つが選択肢としてあるであろう」との見方を示した。

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