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2007 年 12 月 18 日 17:53 現在
配水管工事で様々な対応
 富山市の水道で水漏れが見つかった配水管の取替え工事が18日から始まりました。

 これまでのところ水が濁ったという報告は1件ですが、影響が出る恐れは、20日まで続きます。

 富山市内の学校や病院、ホテルや飲食店などでは万が一に備えて対応に苦慮しています。

 影響が出る恐れのある地域の保育所や幼稚園、小中学校では給食を18日から調理を必要としない簡易給食に変更しています。

 このうち工事現場近くの東部小学校では、全校生徒480人に白米のほか、ふりかけやサラミなどが配られました。

 児童は「汁物が少なくてちょっと寂しいです。」「量が少ないからちょっと寂しいけど、水の大切さを知る良い機会だと思います。」

 また近くの県立中央病院では人工透析など院内で使う水を18日から井戸水に切り替え、独自に消毒して使っています。

 井戸水に切り替えたのは平成4年に病院が完成してから初めてで、工事終了後に水質を確かめた上で水道水に戻す予定です。

 一方、富山第一ホテルなど市内の各ホテルは客室にミネラルウォーターを用意するなどの対応を行っています。

 また飲食店ではなるべく水を使わないよう工夫しています。

 この食堂では、水を多く使うラーメンなどの麺類をメニューから外しました。

 常連客は「麺類やってるかなと思ったけど、やはりやっていなかった。ガッカリ。」

 ハッピー食堂の池田由美子さん「突然サビが出たらお客さんに良くないし、一日くらいは我慢してもらう」

 居酒屋ではポリタンクにあらかじめ水を貯めておくとともに、普段は小鉢など10皿近く使うランチを一皿に盛って、洗い物の量を減らしています。

 居酒屋蕾庵の岩城智徳さんは「水道局に聞くと、いつ破裂するかわからんから緊急だと言われりゃあ仕方ないといえば仕方ない…」
 
 富山市上下水道局は「市民が節水に協力しているため18日は水道の使用量が普段の7割から8割に抑えられた。そのおかげでこれまで濁りなどの影響がほとんど出ていない」と話していて、引き続き、朝夕など水を多く使う時間帯での節水を市民に呼びかけています。

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