40キロの速度違反をしたとして道交法違反罪で、サッカーの元日本代表で元Jリーガーの礒貝洋光被告(38)が大阪地検に起訴されていたことが18日、分かった。大阪地裁(千賀卓郎裁判官)は同日、求刑通り罰金10万円の判決を言い渡した。
この日は初公判で、礒貝被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。また、摘発の基準などに疑問を持ち、正式裁判を求めたとした上で「影響ある立場で、あまり良くない行動をした。今後はルールの中で生活していきたい」と述べた。
検察側は被告人質問で、正式裁判が決まった後のことし11月にJR品川駅で器物損壊事件を起こしたと指摘した。
判決などによると、礒貝被告は今年1月28日未明、友人を送る途中、大阪府豊中市の制限速度60キロの道で、時速100キロで乗用車を運転した。
礒貝被告はJリーグのG大阪や浦和で活躍したが、1998年に引退後、プロゴルファーに転向したという。
ZAKZAK 2007/12/18