2007年12月18日 12時33分更新
医師不足を理由に2年ほど前からお産を扱う産科を休診していた豊後大野市緒方町の「公立おがた総合病院」が、産婦人科の常勤医が確保できたとして、年が明けて1月から産科を再開させることになりました。
豊後大野市緒方町にある公立おがた総合病院は、産婦人科の医師が退職したため、2年ほど前にお産を取り扱う産婦人科を休診しました。
病院では、ことし9月から週1回、非常勤の医師を確保して婦人科に限って診察を始めていましたが、この医師が常勤医として勤務することが決まり、来月1日から産科を再開させることになりました。公立おがた総合病院は、「ここ数年、豊後大野市と隣の竹田市は深刻な医師不足に見舞われている。こうした状況の中で地域の産科を再開できることは、喜ばしいことだと思う」と話しています。