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関西IC乗車券、韓国で発売へ カード会社と提携

2007年12月18日09時18分

 韓国からの旅行者はこのカードがあれば、そのまま関西の乗り物に乗れます――。関西の鉄道やバスで使えるIC乗車券「PiTaPa(ピタパ)」の運営会社が、韓国のクレジットカードにピタパの機能を付ける方向で複数の韓国大手カード会社と協議していることが分かった。日本のIC乗車券が海外のカードに付くのは初めてで、来年中にも実現する見通しだ。

 このカードがあれば、韓国からの旅行者は、日本に入国後、切符を買わなくても関西の私鉄やバス、ICカードを相互利用するJR西日本の列車に乗ることができる。運賃はクレジットカードで後払いする。

 ピタパ運営会社によると、同時に日本のカード会社も、ソウルの交通機関などのIC乗車券の機能を付ける方向で検討しているという。

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