3年前、大阪地裁の所長が襲撃された事件で、大阪家庭裁判所は暴行などの非行事実で逮捕された当時14歳の少年に対し、保護処分に付さない決定をしました。これは成人の刑事裁判では「無罪」にあたります。 少年は家裁で一度は中等少年院送致の決定を受けましたが、その後、大阪高裁が「取調官の誘導などがあり、自白の信用性については疑義がある」と決定を取り消し、大阪家裁に差し戻していました。(17日21:17)