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12/17-12:09--初乗り50円アップ　タクシー88社値上げ　倉敷、津山など統一運賃崩れる

　中国運輸局から運賃改定の認可を受けたタクシー８８社が１７日、初乗り運賃を５０円値上げした。消費税の税率アップ時を除いて１２年ぶりの大幅な運賃改定となったが、県下では各地区で統一されていた運賃体系が崩れた。 　値上げしたのは、倉敷、津山、玉野、備前、総社、笠岡など１１市５町１村の１１３９台。 　初乗り運賃は、備前市の一部を除き同局が公示した認可運賃の上限に改められ、小型で１・５キロ６１０円、中型で同６２０円とそれぞれ５０円アップ。初乗りの距離を超える加算運賃は８０円のままだが、距離が小型で３４７メートルごとから３１２メートルごとへと３５メートル短縮、中型でも１５メートル縮まった。 　値上げに伴い、小型タクシーの目安で、総社駅から国分寺（６・０キロ）、西片上駅から閑谷学校（９・５キロ）がそれぞれ２１０円増となる。 　同局は県下タクシーの７割に当たる１１３社２６６５台の値上げ申請を受け、１１月２６日に改定認可運賃を公示した。 　しかし、岡山市内の大手各社が、運賃の不均一で乗客に不公平感を与え、乗務員とのトラブルにつながる理由で認可日直前に値上げ申請を取り下げたほか、顧客離れを避けようと、１０市町村の事業者は値上げを見送った。 　一方、倉敷地区では、岡山地区での値上げ回避の動きが影響して、６割が値上げ、４割が据え置きと対応が分かれた。津山地区では約２割が据え置きで、利用者の動きも注目される。

忘・新年会は温泉旅館で岡山の温泉旅館特集www.okanichi.co.jp/okadonsen.html

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